USBフラッシュメモリ、ちょっと好き。

最近、効率よくガシガシ圧縮して、30~60分の番組なら数百M単位に圧縮しておけるようPCの環境が整えられたのはよいのだけど、その圧縮した番組を見ている余裕がない。
何しろ、ウチに帰ってやる時間は限られているし、それも圧縮やリアルタイムの放送、あるいはもともと溜まっていたものの閲覧やら、Web徘徊、メールを書いたり読んだり、あるいはまたどっかのオンラインショップでモグモグ(註:モグモグはローカルな隠語で、ネットショップに限らずリアルショップであってさえ、自らがこれを買うべきか、あるいは買うとしたらどういう構成でどのように切り分け、どのように利用することによって、どのように良いか、効率的か、官能的か、などといったファクターを検討するがゆえ、口をついてその検討事項が漏れ出すこと状態を言い、転じて「検討中」あるいは「悩んでる」状態のことを言うのだ!)したりするので忙しい。激しく忙しい。
しかも、その合間にルネとコメットローラーで遊んだり、風呂入ったり飯食ったりだ。
んで・・・なんの話だっけ?
ああ、そうそう。で、そのファイルを会社に持っていって、昼休みに飯でも食いながら見ようかな、なんて思い始めた。
とりあえず、SoftEtherをつかって、会社と自宅をつなごうかと。
一応、つなげたりもしたんだけど、ちとトラフィックが多すぎて、会社のネットに厳しい(笑)。なので、あえなく断念。
んで、数百メガだし、CD-RWでも使って書いたり消したりするかなぁ、なんても思ったんだけど、なんか気分じゃない。
さらにつぎは、USBフラッシュメモリでオーバー512Mってのはどうだろう?と調べたわけだ。
ここからが本題(笑)。
安くなったなぁ、と思っていたUSBフラッシュメモリだけど、それってアンダー100Mの世界。
512Mだと、いまだに数万の世界なんだよねぇ。高い、はっきりいって高い。高いなぁ。10k切ってくれないかなぁ。
って、思ったけど、そもそもDRAM単体でいっても、そこまで安くはないのか?って位だし、しょうがないっちゃーしょうがないのか・・・。でもあれだろうな、半年か1年後にはそこまでいっちゃいそうな気配がなきにしもあらず。
・・・しかしそれまでファイルを溜め込んでいるわけにもいかないんだった!
どーしよ。

蒼天航路30巻

川本喜八郎の人形以来、三国志のファンだけど、物語として一番面白いのはこの「蒼天航路」かもしれんなぁ、という気がしないでもない。
30巻、まもなく終焉という気配がしないでもない。実際、内容もかなりスピードを上げている感じ。
まあ三国時代っていっても、実際に劉備・曹操・孫権の三人が三つ巴になっていたのはごくわずかな時代で、三つ巴になるまでがながく、三つ巴が崩れはじめてから完全になくなるまでが長い話なんだよね。
蒼天航路はその中でも曹操を中心に据えた物語。
かなりこなれた人物設定が読み手を大人に限定してくれている。多少勢いや、後々のことを考えない描きようもあるけれど、それはまあ「エンターティンメント」という姿勢でみれば許せるかな。
「演義」ではどうしてもはしょられていた部分などを掘り起こしている点でも読み込みを求めるが、逆に「お決まり」的「お約束」的な部分でかけているところもあり、ちょっと違和感を感じなくもない。○統(○はマダレ广に龍)がなぁ・・・(笑)。
ともあれ、最後まで読み通したい逸品。

プラネテス4巻

プラネテス、4巻を買って、あっちゅうまに読みました。
えらい勢いで売れてますね、最近。アニメ化されたことも驚きですが、いい勢いでファンが拡大してて「ほえー」と見送るような感じです(笑)。
すごく現代的(というのもなにやら可笑しいですが)なキャラクターたちとセリフが、世代にフィットしているんでしょうねぇ。いろいろファクターはあるものの、こういう形でSFが浸透しているのはいいことだなぁ。
(って何者だい、わたしゃ:D)
やっぱあれ?人間がどっかにもっているモヤモヤした「何か」を、あたりまえのように俎板に載せてチクチクといじってみる、このノリかなぁ。単にテクノロジーや情報としての革新性だけでSFが語られる時代は、もう遠い昔なんだな、きっと。
さよなら、ジュピター(笑)。

Imagine.

それなりにどんな仕事でも、ある程度精通してくればその概要を伝えられただけで全体の、あるいは詳細の像を想像することが可能になる。
先日訪れたバーで私は、連れに「モナリザ」という名のカクテルを飲ませてあげたくて、なんとかレシピを思い出そうとした。しかしこのレシピは数年前の米国で行われたカクテルコンペで入選しただけのものであるばかりでなく、そのレシピを元に1年以上前に私が、また別のバーのバーテンダーとともにアレンジを加え、日本人にも飲みやすいようにしたバージョンであり、その上、大概の場合、私はそれを酔っ払いながら試飲していたので、憶えていられなかったのだ。・・・少々言い訳が過ぎたようだ。
ともあれ、私は「シャルトリューズ」「オレンジビター」「オレンジジュース」というキーワードだけ伝えた。
白いバーコートに身を包んだバーテンダーは人懐こい笑顔で「ああ、ええ、わかります。イメージできます。」と応えた。
そのやりとりを見て、連れは甚く感激し、バーテンダーってすごいのね、などと言った。
確かにすごい。
結局、バーテンダー氏が作ったカクテルは、1年以上前に私が、別のバーで試飲していたものとほとんど変わらないものだった。
シャルトリューズ・ヴェールを10ml(バーテンダー氏はVIPを使った)。ジンを10ml(バーテンダー氏はウオッカを目測で少し入れた)。オレンジビターを10ml。オレンジジュースを30ml。
コリンズグラスに材料と氷を入れ、軽くステアしてからトニックウォーターで満たす(バーテンダー氏はクラブソーダにした)。
バーテンダー氏の「モナリザ」は少しドライで、でもアルコール度数が少し抑えられていた。あまり甘くもなく、シャルトリューズのハーブ香が刺激的で、かつオレンジのわかり易い酸味が気持ちよい。
ちょっと悔しいが、オリジナルや自分のアレンジ版よりもずっと美味しい。
しかし、やはり玄人には勝てないものなのだな、などと思いつつ、そしてバーテンダー氏に敬意を表しつつ、深酒に溺れた夜だった。

ギバサを巡る冒険

私が口を開けば食いたいと叫ぶものといったら「ギバサ」だが、ここ最近ギバサについて新たな発見が多い。
どうやら、新潟の方では「ナガモ」と呼ばれているらしいのだ。
これは、楽天のとある海藻専門店で、ギバサを発見したときに知ったのだ。というか、その店では「ナガモ」として売っており、「秋田ではギバサって言ってるらしいね」的扱いだったのだ。ヘコみそうだ。
そこでも書かれていたのだが、最近では京都などの料亭の高級な会席にも登場するらしいのだ。
アカモクのくせして。
で、最近その海藻専門店では、本名(というか日本名)の「アカモク」として三陸海岸付近で食べられているとして販売しているのだ。なんか、ようやく元に戻ったような気配。
とまあ、つまり、以前はあんなもの秋田でしか食べないんだ、などという誹謗中傷を浴びてきたのだけども、結構案外いろんなところで食べてるんじゃん、みたいなことで喜んでいる私。
実際、なにやらフコイダンとかいう物質が体によくて、アカモク(ギバサであり、ナガモ)にはたくさん含まれているんだそうだ。
ちなみに、僕が飲んでいる去痰薬はフコダイン。
曙橋の某バーなどをはじめ、私がギバサに洗脳した関東人も多い。
これからも皆、ギバサをたくさん食べてくれ給え。

断酒の日々

断酒満2週間。そりゃまあ、インフルエンザにやられていたり、春が近づいてきて気圧が不安定になって喘息が出たりしている今日この頃ですから、飲めやしないのは重々承知ですよ。それも、人間ドックなんて健保でスケジュールされた日には、当日は朝から薬を飲めないので、昼過ぎには完全に薬の切れたダメ人間、イヤ咳人間に早変わり。なんだかんだいって、薬がある程度体に残っている状態が続くのが、今の私には合っているようです。
でも飲みたい。
ああ、飲みたい。
飲みたいんだ、わたしゃ。
ビール!ビール!ビール!!
ウイスキー!カクテル!ワイン!グラッパ!マール!ブランデー!ラム!
ガハーッ。想像しただけで舌の上に味の記憶が戻ってきます。地獄です。