フコダイン、金沢大学、パーマリンク、アーカイブ。

悩んでます。
とあるブログなどをふらふらと漂っていってたどり着いたところで、はたと考えさせられてしまうことが書いてあったのだ。
ブログとは要はパーマリンク(Parmlink)なのだと。
まったくもってその通りなのだ。ブログというシステムがただの日記サイトと違うのは、1つのエントリ(記事)に対して(原則的には)1つのhtmlページがある(作成される)というところだ。これによって、読者はあるエントリを相対的に表現しなくてすむのだ。○○さんの日記の何月何日の日記の1回目の書き込みのこと、という表現が、URLでは(原則的には)1つになる。ブログ以前の日記サイトの多くはCGIによる動的なページ生成によるので、誰かがそこにリンクを張ったとしても必ずしもその記事にはたどり着かないことがままある。当然、検索エンジンでもそうだ。なので、その記事が読みたい人は、なんらかの方法(大概は総当りですべてのページを読んだりするか、あるいはサイト内の検索機能)で該当の記事を探し続けることになる。中には3ヶ月とか100ページまでであとは消えていく、なんてのもあったしな。
読者はある1ページに記事があることを認識するだけでなく、コメントもそこに(原則的には)書き込める。それゆえ、ある記事に関して別個に用意されている掲示板に「あなたの記事の何月何日の1回目の書き込みではこう書いてますが・・・」と書かなくてもいい。ただ、その記事の(原則的には)下にあるフォームに意見を書き込んで送信すればいいだけだ。記事とコメントが明確に接続されている。更なる読者はその記事とコメントを1ページで見ることができるわけだ。
んで、なんでこんないわずもがな、なことを書いているかというと・・・。
逆に言うと他のアーカイブページはどうしたもんかなぁ、ということなのだ。
多くのブログではカテゴリーや、日ごと、週ごと、月ごと、などの分類でアーカイブされたページを同時生成している。斯く言うココも、カテゴリーページが存在している。あるカテゴリー(例えばココならルネの日常についてLuneBookがある)をざーっと通読したい、という向きには悪くないページだと思うのだが、検索サイトから訪れる人にとっては、ちょっとガッカリ、ということもあるだろう。なぜなら例えば、「フコダイン 金沢大学」というキーワードで各検索サイトで検索すると、ウチのページがひっかかる。Cook&Foodのカテゴリーページだ。てか、今はカテゴリーのツリー構造を変えたから、実はそこに出てくるリンクでは該当のページにはたどり着かないのだが(笑)。
とはいえ、実際このCook&Foodのカテゴリーページには、確かに「フコダイン」と「金沢大学」というワードは存在する。だが、実際にはまったく違う内容の記事の中にあるもので、相互に関係はまったくない。つまり、検索でたどり着いた人にとっては、見当違いで骨折り損ということになるわけだ。
カテゴリー、いやアーカイブページにはそれぞれこういった状況を引き起こす原因があるわけで、検索の精度の問題も当然あるものの、なんだかこのままにしておいていいのかなぁ、という気分にもなる。
んー。まあ、まだ当分は悶々と悩むことになりそうだけど(笑)。
すぐには消しません、アーカイブページ。