スキヤキウェスタン・ジャンゴ

見てまいりました。
こういうバカそうなものは好きなのですが、前評判の空騒ぎっぽさ(笑)などを見ているとちょっと不安も。
ま、


実際問題、内容がどうとかいう映画でないことは明白で、その「あちゃちゃちゃ~・・・」的な笑いをいろいろ批評してもしょうがなかろうと。
ときおりシリアスに見せるところはどうかと思いつつ、それなりには楽しみました。
これは的外れな意見かもしれないけど、最近の映画って話を複雑にしたいのか、3つ巴、4つ巴なシチュエーションを作るけど、そうした結果、話として個々の勢力の作りこみ・書き込みが薄くなって、自然とバランスが崩れやすくなると思うのだけど・・・。映画は特に時間の制限があるわけだし、その辺で無理をするのは、僕には理解できないなー。
この映画では「平家の落人の村」を舞台に「平家vs源氏」という構図に「ガンマン」という第四の勢力が割り込んでくることで話が展開するのだけど、たとえば「平家の落人の村vs略奪にきた源氏」で、村人を救う「ガンマン」が現れるほうが「勧善懲悪」的な簡潔さが出ると思うんだけどなー。
あと、清盛(佐藤浩市)がシェイクスピアのヘンリー五世を持ち出すのが意味不明すぎ。
そこで深読みすると、疲れますw

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です