ホーンブロワー全部読んだ

海軍士官候補生“を2年ほど前に購入したのは、「ずいぶん昔読んだ(はずの)ホーンブロワーシリーズを、いま読み直してみよう」と思い立ったからだけど、読み始めたら「あれ?昔読んだことあると思ってたけど、どうだろう・・・」という疑問に。
いや、まあ記憶なんていい加減なもので、これまでも赤面ものの記憶違いをたくさんしてきたワタシなので、いまさら驚きもしません。とはいえ、版のせいか、やや文字が小さくて読みづらく、専門用語がちりばめられていて読みにくい。つい数ページ読んでは別のものを読み、また数ページ読んではと繰り返しているうち、なんとなく積んで置かれる本のグループに入ってしまった。
しばらく忘れていたのだけど、3ヶ月くらい前に読む本がなくなって(というか積んでる本はあるけど・・・)、本屋の文庫棚でふらふらと物色していたら、”砲艦ホットスパー“を手に取り、ぺらぺらとめくったら。あら、かなり面白そう。というか、訳が違って版も字が大きくて読みやすい。専門用語も日本語に置き直されててルビにされてたりする。
なかなか、と思いつつ読み始めたら一息で読めたので、その後、”海軍士官候補生“にいったん戻ってから、”スペイン要塞を撃滅せよ“、”トルコ沖の砲煙“、”パナマの死闘“、”燃える戦列艦“、”勇者の帰還“、”決戦バルト海“、”セーヌ湾の反乱“、”海軍提督ホーンブロワー“と読み倒し。
いまは2007年3月に出た、著者セシル・スコット・フォレスターのホーンブロワーもので未完の書き出しなどを集めた”ナポレオンの密書“を読んでるところ。
まあかなり面白かったです。海洋冒険ものというか、歴史ものというか、戦史ものというか、いろんな側面でみるとちょっと偏っている気がするんで、あまりカテゴライズしないほうがいいけど、そういうのが好きな人はいいとしても、そうでない人はちょっと厳しいのかなぁ。
馴染んでしまえば読み応えはあって、かなり満足度は高かったです。
さて、次は何にしようかな・・・。

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