スカイ・クロラ The sky crawlers

ということで、みてきました映画「スカイ・クロラ The sky crawlers」。

とある邦画監督の宣伝活動っぷりのせいなのか、やたらと押井監督作&押井監督本人が前面に押し出された宣伝活動が進んでるのが、ちょっと気にかかるというか、鼻に付く今日この頃ですが。


内容、というか映画の質において、押井監督が前面に出ている部分はあまりなかった、と思います。

あえてそれを指摘するなら、キャラクターがかわいくもなんともないところ?w
個人的な趣味を言わせてもらうなら、誰かにこびるとかそういう視点ではなく、キャラクターはもうちょっと美麗であるほうがいいかと思う。リアリズムを追求したという方向性ならこれもまた真と思わなくもないが、そういう感じでもなし、ただなんとなくこうなっちゃったっていう感じがどーにも似合わないんですよ。たとえば緻密なCGで出来上がった背景とか戦闘機の映像と。それは、同じ押井監督&西尾キャラデザのイノセンスでもいえたんですけどね。

ストーリーは、ふんふんというカンジで追いやすくていいのに、間が長いのとキャラクターの画に集中できないというか感情移入できない雰囲気があって、途中何度も眠気に襲われましたw

あと、ふと、思った一言を書いとくと
「会社が戦争を代行している」という設定、やりすぎ
ってカンジ。マクロスFなんかでもやってるし。あれは、イラク戦争の後処理に、アメリカの自称警備会社がはびこってる話から来てるのかねぇ。それは今は目新しいかもしれないけど、10年前より以前のアニメの「近未来」に携帯電話が出てこないのと同じレベルで、ショボい話だなと僕は思う。
コレに限っていえば、それは原作がそうだから、押井の問題ではないだろう、とは思うが、逆にそれは原作がショボいんじゃねえかと。選んで映画にする人もショボいけど。

映画としても、原作に従って何作か作るつもりなのかな。
一部分、しっかりと解決されないエピソードが絡んでいて、どうなんだろうと思うところがあったんだけど。
正直、二作目を作りますといわれて、ほいそうですかと映画館に行く気にはなれないところがある、と言っておこう。
行くかもしれないけどね。

“スカイ・クロラ The sky crawlers” への2件の返信

  1. ふむふむふむ。なるほどそうだったのか。
    私としては、なぜタイトルがクロラなのかが気になったですが、
    見てないのでなんとも。
    英語読みじゃないんだろうなぁ。くらいで。
    見るかどうかも微妙だったので、なんとなくこれ読んでいいかなとか。(笑)

  2. Crawlerの日本語発音&JIS記述ルールってところですかね>クロラ

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