スタートレック(映画11作目)

遅ればせながら、スタートレック(映画:11作目)を見てきました。



正直、ずるいなと思ったし、結局はつじつまあわせだったよというふうに感じたわけ。
登場するキャラクタのほとんどが、TOSのキャラに沿ってる、というか顔の表情も似せてあって、それがずるいよと。監督も含め「スタトレはぜんぜん知らないし、どっちかっつーと嫌いだったなー子供んとき」みたいな発言をしていたのは、こっち向けの宣伝だったわけねと。
んでなきゃ、それ以外のスタッフがみんなトレッキーだったって話だろう。
あの似せ方、あのこまごましたニュアンスを知らん人がやれるわけなかろう、という憤りが僕の中にあったよ。これは本当の話。
そして全体を通すスタートレック的解釈。それは「つじつまあわせ」の何者でもないわけ。「つじつまあわせなんてしなくていい」とある場所でおっしゃった方もいたけど、つじつまあわせは見ている客がするんじゃなくて、スタトレの世界では製作者がやってることです。
というか王道すぎて、何のためにJJエイブラムスは呼ばれたわけ?と内心憤ったりもしてた。
ぷんすかぷんすか。
 
でも、楽しめなかったのかというと、そうでもない。
似ているキャラクタは楽しかったし、お約束もたくさんだったし。

じゃという話でいえば、一緒に見に行ったトレッキーでもなんでもないうなは「結局スタトレ映画だったわ」といった、ってところでしょ。トレッキーがみると
斬新なJJエイブラムス式かもしれんが、やっぱり普通の人がみたらトレッキー専用映画だったんだなと。公開して一週間、劇場の4割も埋められない映画が、
何をかいわんやと思うよ、私は。
スタトレ映画は、トレッキーのためだけに作ればいいんじゃないの。無理してスターウォーズと張り合う必要なんかない。テレビシリーズをベースに、トレッキーがトレッキーのために作ればいいんだよ。

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