劇団四季による日本ではじめての上演「サウンド・オブ・ミュージック」を観てまいりました。
何しろ初演、劇場中に気合が満ちている感じがしました。
実際、舞台でも主役マリアの井上智恵さん、トラップ大佐役の鈴木綜馬さんはやや堅いのではと思うほどでした。
子役の子たちも登場したときはやや表情は硬かったものの、一度客席からの拍手を受けたあとにはすっかりリラックスしてのびのびと芝居をしていたようでした。
ワタクシ的には、長女役の谷口あかりさんがとても20代中盤とは思えない感じ(失礼)で、印象的でした。16~7歳の多感な少女という役を、等身大に演じきっているように見えました。
またもういちど、多少緊張感が緩んで、こなれたところでじっくり観てみたいと思える作品でした。