RAWデータに想う

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Panasonicのミラーレスにはたぶん共通なんだと思うけど、Silkypixのサブセット版が付属してて、これとPHOTOfunSTUDIO HDversionという撮影データ取込とPC上での管理を担当するソフトがついてくるわけだけど、このPHOTOfunSTUDIOというのがひどすぎるわけ。

独自の編集機能とかを備えてるのはアレなんだろうけど、もうちょっとちゃんとSilkypixなどの編集ソフトに連携してくれないと、使う意味がなくなっちゃうでしょこれじゃ。画像取込して、PHOTOfunSTUDIOでざーっと確認したところでSilkypixにRAWデータ受け渡して現像する、という流れが作れない。PHOTOfunSTUDIOで確認後、普通にエクスプローラなどで当該フォルダを開いてファイルを探し、Silkypixを起動することになる。せめて、自分たちで提供する一連のソフトは連携するようにしてください。

んで、それで思ったんだけど、RAWデータと呼ばれるもののメーカーごとの違いって今後どうなるんだろうという気持ち。Silkypixとかadobeのとか、それらメーカーの違いを吸収するようにアップデートを重ねているけど、メーカー独自の現像ソフトにはそれなりに特化したものがあって(例えばSONYのImageDataConverterはSONY独自の「クリエイティブスタイル」や「Dレンジオプティマイザ」の設定が変えられる)、それはそれで使い勝手のあるものだし、たぶんこういうのをメーカー側が捨てるとは思えないんだよね。

僕のHDDには初めてデジタルカメラを買ってから、10年以上分の(失われた部分もあるけど)撮影データがあって、そのほとんどはjpegデータでまあ中には640x480pixみたいなもんもあるけど、ここ数年はRAWデータが主になったわけ。これからの10年はたぶんそういう生データが主であり続けると思うけど、必ずしも同じメーカーのカメラを使い続けるとは言い切れない。これまでSONYをメインにしてきたけど、Panasonicのミラーレスを持ってみた。ファインダーの問題でSONYのカメラも捨てて次はNikonってことは十分ありえる。

10年後にPanasonicはRAWデータを同じ形式で持ち続けるだろうか、SONYも同じ。メーカーの都合でここまでの10年でもいくらでも書き換えられてきた仕様が、この先10年保たれるとは僕には思えない。

そうなると、RAWを相互に自在に変換できるソフトが生まれることを期待するしかないわけだ。

はー。がんばってください。

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