popSlateもnoteslateも何がしたいの

結局3ヶ月たっても、popSlateは出荷されていない模様。傍証としても、ほとんどまったく「popSlateゲットしたぜ」とか「使ってみたけど、こういう感じ」みたいなユーザーのブログやSNSでの発言はググってもググっても出てこないから。当初、E-ink画面の切り替えに使うソフトウェア仕様でIFTTTが釣書にかかれていたが、そのIFTTTにもpopSlateらしきアイテム(IFTTT的にいうとチャンネル)は出来上がっていない。もちろん、独自のアプリなどもいまだ見つかっていない。
メインのサイトでは「すでに最初の出荷で出払っちゃってるので、次の予約販売してます」って感じのメッセージ付きで、販売そのものは継続。最初の出荷、本当にしてるの?と当初出資を募ったindiegogoのフォーラムで話題になると、「出資分返せっていうなら返しますよ」て感じのそっけない対応はするが、製品が出荷されたか、今どのくらいで来てるのかといったことはほとんど説明なし。
目標金額達成から2年が経つけど、これはやっぱりダメなんじゃなかろうか。

もう一つのnoteslateは、1月中頃に「ついに発売するよ」とサイトをリニューアルして「予約受け付け開始したらメールする」とメアドを集めはじめたけど、結局1月中旬を過ぎたらサイトをさらに変えて「もうすぐでるから、メアド入れてね」状態に。そこからすでに1ヶ月経過。
でるでる詐欺と日本で言われていることに気づいているのだろうか・・・。サイトの映像や画像でこの1月にでるとしていたnoteslate、SHIROとサブネームが付けられた白い筐体白い画面のそれは、以前から出ていた筐体と画面部分がツライチになってスムーズな一枚のプレートという感じとは大違いの、アジアメーカーが何かを真似して作ったかのようなもの。
これも果たして本当に発売されるのだろうか・・・しかしこの筐体のクオリティで出てくるなら、当初のイメージとは大幅にかけ離れたものに・・・と不安が倍加している。

この人達は、本当に何がしたいんだろう。
popSlateは金を集めただけ、noteslateは耳目を集めただけ。
ネットメディア関係も、こういうのを最初の美辞麗句だけで持ち上げてないで、その後どうなっているのか追跡してきちんと世間に知らしめてほしいもんだわ。

popSLATEがついに出荷か

本日朝方(日本時間午前3時頃)、popSLATEの製造元からメールがありまして、他社のアンケートサイトを利用して、対応モデルの確認等がなされました。

住所って変わってない?と聞かれて「うん」と答えたけど、いつ伝えたっけ?と思い出せない程度にもう2年前。11月に発送するよといって、今日は11月27日ですが、そんなのぜんぜんおかしくもなんともないレベルなのがpopSLATEです。

当時はiPhone5がメインで、募集時もそれだったのですが、すでにアップルの主力は5sを通して6になっておるので、機種選択は5/5sまたは6となっていました。6plusは選べないのかという無茶ブリしてる人もindiesgogoにはいましたけど・・・そりゃむりでしょうたぶん。

質問はその程度。

さて、本当に発送されるかな・・・。

Windows10 Technical Previewをつるんといれてみた

Windows8系の失策に慌てたMSがそうそうに次期Windowsを出す、という噂はかねがねあって、逆にWin7やWin8をブラッシュアップしていけばいいのに・・・と思っていたけどそりゃあ戦略的には無理よね、という感じで2014年10月、ついにTechnical Previewとしてベータ版がおおっぴらに。

さっそく、遊休PCにインストールした。

PCのスペックはAMD系4コア2.1GHzミニマルサーバーで、DDR2メモリを4Gbyte、PCIe1にnVidiaチップビデオカード、PCIにsoundblasterを挿して。

win10

つるん。

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noteslate : popslate

2010年の暮れか11年の年始めだったかに発表されて、シンプルで必要十分なスペックを備えつつ99ドルを切るといわれた価格設定から注目を集めた電子ペーパータブレットnoteslate。でるでる詐欺といわれ、公式ウェブサイトも終息したかに見えた。

しかしどうやらそうではないらしい。

http://noteslate.com/

公式サイトには、ムービーが追加されていて、実際に電子ペーパーディスプレイにスタイラスペンで書き込む様子がうつしだされ、最後には2014年6月という字幕もある。

本当なのだろうか・・・。

 

2012年の暮れ、ガジェット系ニュースサイトを中心に急速に話題が広がったのが、電子ペーパーディスプレイを備えたiPhoneケースpopslate。シンプルで説得力のあるスペックのようにみえ、いわゆるクラウドファンディングサイトであっという間に予定金額を得、さっそく本開発に着手された。半年後には発送される、と釣書には書かれていた。

しかし、その半年後には「もう半年待ってくれ」と発表され、その半年後には「もう3ヶ月まってくれ」、そして「もう2ヶ月」、「もう2ヶ月」といって、ついには1年半が経った。

http://www.popslate.com/

2012年9月頃からは公式サイトでプレオーダーも受け付けたり、こうしてサイトのリニューアルなども繰り返しているが、まだ発送には至っていない。

この2つのガジェット、電子ペーパーディスプレイを使っている点、シンプルで機能的なデザイン、作り手の姿がよく見えない点、でるでる詐欺を繰り返している点で、ものすごくよく似ていると思う。

なぜ彼らはこういうビジネスをしているのだろう。何年も続ける資金はどういうものなのだろう。個人的には、popslateのほうはクラウドファンディングを通じて出資しているので、なんとか物になってほしいと願っているが・・・。