巨人、ファイル交換、卵焼き

[ ITmedia エンタープライズ:米控訴裁、ファイル交換ソフトの著作権侵害責任を否定 ]
[ asahi.com 文化芸能:7月の巨人戦平均視聴率が過去最低、中盤に異例の低さ ]
前から思ってたけど、おんなじ内容に見えるね。
音楽業界は業績低迷している理由をファイル交換のせいにして、攻撃を続けている。違法に交換されるコンテンツが、本来あるべき姿でのコンテンツ購入を阻害している、つまり手に入れているユーザーの数は変わらないが、金を出さずに得ているユーザーが増えているのだといいたいわけだ。
日本プロ野球は巨人戦の視聴率が低迷している。低迷しているのは巨人戦に限らず、パ・リーグの観客数も低迷していて、それこそ合併しなければならないほど経営は苦しい。そして、合併統合が進めば、2リーグ制を維持できなくなり、自ずとリーグ統合も起こりえるという。
どちらも本当の原因を見ないようにしながら、スケープゴートを選び出して、それを追いかければすべてことが済むように考えているようだ。たぶん、それしか見えてないのだろうし、見るつもりもあまりないのだろう。
結局のところ、その本質(野球であれば選手一人一人のプレイ、音楽であれば歌手一人一人のプレイ)がユーザー(視聴者、聴取者)を満足させるパフォーマンスであるなら金を払う妥当性が生まれ、魅了させる能力であるなら引き寄せられる魅力が生まれるのだ。
浅はかな自己正当化論で、強引に周囲を説き伏せようとしても、誰も納得などしないものだ。

牛丼に思う。

昨日、1kgの牛肉を某業務用食材販売店で買い込んできて、大量に牛丼を作っていたのだけど
 「やっぱたまねぎはもう、染み染みに染みてて、くたっとしてるくらいが牛丼だよな」
と思いながら作って、実際にもうくたくたの染み染みまで行ったのですが、
牛丼の牛丼たるゆえんの牛丼は、
http://www.hayashiyuji.jp/dekako/img/yoshigyu.jpg
こうしてみるとあんまりくたくたの染み染みではない。
そんなことに気づいた夏の午後。

特許鵜剤。

[ ITmedia エンタープライズ:ミュンヘンのLinux移行計画、ソフト特許への懸念で中断 ]
先日、LINUXカーネルに200を越す特許侵害の可能性が発見されたというニュースもあったけど。
こういう言い方はいけない、と解っているけど、特許はうざい。
オープンソースであるが故に、それらの特許侵害の可能性を見出すことができるけど、プロプライエタリで非公開のソースを持つソフトウェアの場合、特許侵害はディスアッセンブルか、動作の確たる同一性しか、それを見つけ出すことができない。あとは内部告発か。
内部告発ったって、LINUXカーネルがそうであるように、それが特許でありこれを含めるのが明らかな違法であると認知の上で、含めようとする場合以外、それと気づくことがあるだろうか。つまり、非公開のソフトウェアがソースコード上に特許、またはなんらかの他者の権利を侵害するものが潜在的に含まれていることもありえよう、ということだ。
疑わしきは罰せず、という法の精神に則るなら、これは違法ではないだろう。確たる証拠がないのだから。だが、そもそも著作・特許権利とは何か。
その表現、有形無形に関わらず何らかの独自の方法論を保護する仕組みであるはずの著作・特許権が、単に「罠」として機能している現在を私は「うざい」と思う。
罠にかかった者は、必死に自己の正当性と生き残るべき理由を主張するが、大概の場合、権利者に軍配はあがり、驚くべき法外な金を取られる。権利者は、ただ権利を取得しておくだけで、いつか罠にかかるものが出てきたら、相手どって訴訟を起こすだけだ。
こすっからくて、ほとんど詐欺的行為だ。
そもそも権利者は、自らの権利を「守る義務」はないのか。自らの権利を兼ねてより主張し、広報し、他者が予め同じ権利を得ないよう努力するべきではないか。権利者は、その権利から直接得られる利益だけを求めるべきであって、権利を侵害する他者から吸い上げるのは本来の仕組みではないはずだ。
もはやこういった権利関係そのもののフィールドが、他国にまで及ぶともなれば、国の単位で、国の機関が権利を管理している現在の仕組みでは、機能の及ぶ範囲が限られ、意味を持たない。新しい仕組みを考える時期ではないのか。
こんなこと書くと「逆ギレですか?」とか言われそうかもな(笑)。
しかし、今の権利主義は、何か間違っていると思う。
いや、間違っていなくても、今、この時代にはフィットしていないと思う。
企業を含め、権利者がもっと紳士的になればいいだけのような気もするし。
と、多少尻すぼみに終わらせてみる。

楽にはずしたいのはやまやまですが。

[ コクヨのUD商品/レバーをつまむだけで楽にプラグをはずせる電源タップ ]
コンセントプラグの先につけて、コンセントに差し込み、はずすときにつまみを絞れば楽に抜けるというデザイン。
これって良いんだけど、オフィスで求められているものとしてみれば、ちょっと違うんだよなぁ、という気が。いや、僕の気持ですけどね。
オフィスで一番コンセントの抜き差しを頻繁にするカテゴリーにあるのが、ノートブックPCのACアダプターじゃないですか。身の回りの人々の、抜き差しっぷりをみてて思うのです。
ACアダプターのコンセントプラグは、その先に変換モジュールがついていて取りまわしがしにくい。そもそもこの部分の改良を進めてほしいのだけど(笑)。そしてそもそもの疑問として、コンセントってあんなにきつくしなくちゃいけない理由ってなんだよ、と思うのです。脱落防止でしょ?わかってますって。わかってますが、何も「ユーザーが必要とする抜き差しの間もきつい理由」ってありますか?ないですよねぇ。そもそもコード部分をつかんで引っ張らないでとか、プラグ付け根の断線とか、そのせいでもあるわけで。なら緩くしましょうよ、緩く。
もともと、ばねで強くプラグの端子を挟み込む形にしているわけで、それが抜けにくい構造を実現するとともに、きつく引っ張らないといけない原因でもあるわけです。
プラグの端子を、任意に緩くできればそれでいいわけで、単にタップ側などが挟み込む力の源であるバネを緩めればいいことですよね。クリップや洗濯バサミ、バインダーの構造で考えればいいのでは。
あるいは、プラグの端子そのものの形状を変更できるというのはどうでしょう。コンセントに押し込むと太り、ボタンを押すと痩せる端子、です。
どちらかというとタップにバインダー構造を入れ込むのが簡単そう。
っていうか、それくらいないかなぁ、どっかに。

シロクマといってもカキ氷じゃないんです。

[ 秋田のニュース – さきがけonTheWeb/男鹿市長がシロクマ姿で出迎え/男鹿水族館 ]
紆余曲折があって、いろいろゴタゴタしていた秋田の男鹿水族館が13日にオープン。
そこまでシロクマにこだわらんでも、という話も一部にはあったが、県としては以前、大森山動物園にアフリカゾウ、アミメキリンが登場したときの流行ぶりをふたたび、という夢もあるんではないかと推測され。
なにぶん、自殺者数日本一を誇る(今は違うんだっけ?)多少暗めの世相の県なので、こういった明るいニュースは喉から手が出るほど欲しいだろうな。
ということで、男鹿市長と県観光課長が、登場が遅れている本物のシロクマに変わって、着ぐるみで登場。
これは以前から噂されていたことで、市長が「入手に失敗すれば自分が着ぐるみを着て展示室に入る」といったのが発端。水族館を管轄する県観光課長がこれに同意していた。当初、市長とともに着ぐるみを着ると目されていた知事は試着したが当日は着なかった。綿を詰めてでも着て欲しかったな。
がんばれよ、と思わず肩を叩きたくなる市長の笑顔。

あなたにとって犬山犬子とは!?Illustratorで描いてみれ

うまなみなのね~♪
と、あのMEN’S5の爽快な歌声とともに私の記憶にこびりつく、マキバオーの笑顔。

ってか、なんですかこれ?って思うでしょう。ええ、そうです。
ただ、ちょっとウチワで話をしていて、Illustratorでうまく描けるようになりたいといううネタと、犬山犬子のネタが最終的にひとつになりまして(というか、私が勝手にそうした)、みんなIllustratorで描け、ということになったわけですよ、自分なりの犬山犬子を。

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すいません、犬山さん。

てか、このマキバオー、自分がIllustratorで描いたんですけど・・・。ダメ?