始まりはいつも。6

などと過ごすうち、日も暮れます。しかし・・・これからの日々が地獄のようなものになろうとは、執事はわかっておりませなんだ・・・。
王子「どうでもよいが、この写真は少し白すぎないか?」

始まりはいつも。4

そして、夕方になろうかという頃にはすっかり執事の膝にもお慣れになり、ちょっとブッチャー気味の額を緩めてまったりモードへと突入なさいました。

始まりはいつも。3

大変お気に入りになられたようで、死に物狂いで追いかけます。執事は老体に鞭打って王子のお気に召すまま、じゃらし棒の柄を打ち振って駆けずり回ります。

始まりはいつも。2

王子が最初にお気に入りになったおもちゃは、ご自身の毛色に良く似たグレーのウサギの毛が丸められたじゃらし棒。
・・・・・・・・・・・・の柄。