旧態依然

[ asahi.com : ビデオニュース/成人向けサイトへの質問、ライブドアに集中 ヒアリング ]
まあつまるところ、審査とかしているおじいちゃんはインターネットっていうと若いものが出会い系だとか爆弾の作り方とか犯罪予告をやる場所、くらいにしか思ってないというか知識がないんだろうな、ということなんだけど。
ライブドア自体がポルノサイトを運営してバリバリ売ってます、っていうわけでもないのに、それを突っ込むのって正しいか?
書店の大手が参入することになったら、成人図書も置けないんですかね?つーか、ヘアヌード写真集の一つでもやばそう?(笑)
テレビ局はどうよ?深夜に、アメリカ人なら目をそむけそうなエロ番組もありますが?
ビデオ、映画会社はどうさ?一般作のほかに、ポルノとまではいかないまでも、少なくとも18歳未満には見せられないものを作っている会社が一杯ないか?つーか、かつて球団を持っていた会社も、そのようなものを作ってないか?
すくなくともマルチでマスなメディアに関わる企業なんて、企業自身がやらなくても、コンテンツとしてそういうものを抱えていることなんて当然というか、いまさら何を?って感じじゃないのか?
楽天は、自分のところはアダルトコンテンツに辿りつくのに厳しい制限が、といっているけど自社コンテンツ以外でいえば、表紙にある検索ボックスに「ポルノ」と入れれば店舗で扱っているポルノビデオに行き着くわけだし、この程度の線引きで「いい」「わるい」なんて決めれるのか?って程度じゃないか。
ライブドアはいい会社だ、というつもりはこれっぽっちもまるでないけど(笑)、ただクソ理不尽で知識人ぶって「いい」「わるい」を決めようとしている輩が大嫌いなだけ。
以上。

キーボード発掘隊記

仕事場で5~8年くらいはそのままに置きっぱなしになっている廃棄機材を、さすがに業者に引き取ってもらうことになった。ていうか、リサイクル法前にやりゃあよかったのに、という愚痴はとりあえず、とにかく片付けろということに。
こういうときになるとまたぞろ騒ぎ出すのが、僕の中のキーボードの虫だ。
PCに長い時間触る人たちでも、なぜかキーボードやマウスといったヒューマンインターフェイスに、あまりこだわりを見せない人が多い。不思議だなぁ、と思う。弘法、筆を選ばずといったところですか?(笑)
最近、というかここ数年、PCの価格の下落に伴って(当たり前だけど)、標準付属のキーボードやマウスの質ががくんと下がった。というか、昔はキーボード(そのころはマウスがなかった)も別売り品で、好きな配列のもを購入したものだけど(笑)。
そのころはキーボードそのものの質が問題というより、メーカーによってキーボードの性質が違い、カチカチなるものやスコスコいうやつ、タッチが固い、軟らかいなどといったものがメーカーごとにあって、だから○○のキーボードはがちゃがちゃしてて嫌い、好きなどといったものだった。
標準付属が当たり前になってきても、まだ高品質なキーボードはあった。IBMをはじめ、CompaqやDELLでさえ、よいキーボードをつけていた時代もあったのだ。
そして僕の中のキーボードの虫は、このIBMの一時期のキーボードに触手を伸ばすのだ。
仕事がら、IBM系統のワークステーションやPCを扱ってきたので、一時期はそれと気づかないほど大量にIBMのキーボードがあったのだ。それに慣れきっていたので、今でもあの感触でキーボードが打ちたくてしょうがない。
しかし、仕事場も経費節減の折、安いPCに切り替え続けているのでそういった過去の遺物は順に廃棄されている。だから、今となってはもはやどこか会社の中で埋もれている何かの保管箱に隠されているのを発掘するよりほかないわけだ。こういう廃棄祭りなんかは、そのチャンスということ。
で、まあ今回はさっぱり見つからなかったわけで。
あったのは、IBMの5570-B01のみ。
もっとみんな(会社の中の人)とか、いいキーボードを求めればいいのに、という気がする。
つっても2400円のマウスの領収書が通らない会社だからな。あるものを使えと。
僕は自宅ではNMB RT6600系のOEMであるところのWiNDy VANGUARD V101を使っていて、割高だけどそれなりに色気もあって(ふるいキーボードはもちろん、高性能高級キーボードは色気がたらん(笑))カシカシするタッチもお気に入り。
よいキーボードは肩こりも減らすといいます(笑)、真偽のほどは定かじゃないけど(笑)。
HappyHackingKeyboardも、LiteのUS配列を持っているんだけど、使う機会が今はないな。買った当時はその配列しかなくて、最近はJIS配列のも出ててちょっとほしいけど、と思いつつ。
マイクロソフトのキーボードとかって、逆に値段の割りにタッチが悪い。不思議なもんですなぁ。どこに金がかかってるんでしょう?(笑)
ま、その辺の感じ方は人それぞれです。好きずきでいいんだけど、でもそれなりにいいものを使ってもらいたい。なんだろう?包丁や鍋にこだわらない料理人の料理も別に悪くはないけど(笑)、こだわっている料理人の方がほかの部分(たとえば調味、材料)に対してもこだわっている、というように見えなくもないと。
会社に自分で買ったキーボードを持ち込んでもいいんだけどね・・・。

討ち死にするということ。

月に一度、できれば電話する、と実家に誓って、一年くらい経つ。
最近では二ヶ月に1.5回くらいになっているような気がしないでもない。ともあれ、先日久しぶりに実家に電話した。母が出て、いつものとおり体調の話とかそんな話になった。
そしてふと、母が言い出したのだ。
母の5~6人はいる年上の兄姉弟のうちの姉の息子の話。つまり、母にとっては甥で、僕にとっては従兄にあたる人のことだ
母の姉、伯母さんは5年だったかそのくらい前に亡くなった。その夫で、僕の伯父さんはそのもっと前に亡くなった。従兄は一人っ子だったし、伯父さんももともと天涯孤独だったから、もう彼に直族、二親等以内の親族はいなくなった。
伯母さんの葬儀は居住地だった僕の田舎で行われたが、従兄は伯父さんと伯母さんの二つの位牌を持って、仕事のために住んでいる神奈川に帰っていった。
そんな従兄の話だ。

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また風邪をひきました

10月に入ってからの東京の日照時間が41時間くらいだって。
体中からなにか得体の知れない黒ずんだものが生えてきそうです。
そんなわけでまた風邪を引いてるわけですが、単に風邪というより湿気が多くて少し布団を厚くすると一気に汗をかいて冷えるという感じですよ。
もうにっちもさっちもいかない。布団を減らすと寒いし。
くっそー、除湿機買おう!とか思っても、たぶんこれから少し天気が回復するんだろうな、っつー勢い。
神様は優しくないね。ぐっすん。
ぐっすんっていうか、鼻水がぐっすんだ。

ポートでわしも考えた

僕のシェリー好きはいまさら言うまでもないかもしれない。
が、ポートもやはりすばらしいものだということを実感した。
バーでのことではなくて、これは春に陽さんからもらった、NYからの帰国土産。
日本ではいわゆるリザーブもの、特製品というようなものがほんの少ししか輸入されていないブランドの中級品で、調べてみたら、米ドルで16ドルほど。いや、陽さんがその値段で買ったかどうかはわからないけど(笑)。
ほかに栓が開いている酒瓶があるので、それらが片付く順番を待っていたのだが、先日ようやくその番が。
ごくごく濃い目の色合いは、ポートらしい赤。紅、といったほうが良いか。薔薇の濃い色のようだ。
香りはそれほど華やかではないが、チェリーのようであり重厚。舌に乗せると、葡萄の特に濃い部分に感じる酸味と、軽重のバランスの中でまさに中点というべき甘み。シナモンのような刺激。複雑な残り香を曳きながら、それでいてすいっと軽やかに消え去る。ここまで女性的で甘みのバランスに優れたフォーティファイドワインを飲んだのは初めてかも!
酸味の強さの程度が、その甘みのバランスをよく保持している。どちらもはっきりと感じさせるのに、どちらも舌に残らない。
日本ではポートやシェリーなどの酒精強化果実酒は税法上、分が悪い。一定を超えると度数1度につき税率が上昇して利益率を圧迫するからだ。
無念だなぁ。こういったすばらしいものをがんがん輸入してくれる輸入業者さん募集(笑)。