小指、すこし腫れてますよ。

♪自分で打った 小指が痛い (「小指の思い出」の曲でどうぞ)
前々から、ルネが(いや猫が)足元をうろちょろするのはしょうがない、というか習性みたいなもんだし、甘えているわけだし、体のサイズも違うんだし、と思っていたんですが。
今朝、ちょっと一人ドタバタと出勤の準備をしているとき。
ウチの中の動線の、細くなっているところ(ここでは力学的にベンチュリ効果が発生して流速が速くなります)を通ろうとしたとき、そこにルネが遊べって顔して振り返っていたんですよ。
蹴りそうになるんで、そこにあった箱とルネの間に足(素足)を通そうとしたんですね。
まあ案の定、箱に足の小指をクラッシュですよ。当然。
変な音をたてて、僕が前につんのめるとそれでもまだルネはそこに。つーか、そこにいられると体を支えるためにもう片方の足を前に出せませんっ!(涙)
逆の端にあった椅子の背をつかんで、前につんのめるのを止め、それからゆっくりと行き場を失った足の置き場を探し、着地。
その状況にびっくりして、ようやくルネがダッシュで逃げる・・・。
  おめー・・・そのうちぶっつぶすぞ・・・
言葉が悪いのは出自のせいですが、ぶっつぶすのを希望しているわけじゃなく、観測的な意味です。
いつかルネをつぶしてしまうかもしれない僕のために、ルネよ・・・頼むから足元でうろうろしないでくれ(涙)。

鈴井貴之第三回監督作品「銀のエンゼル」

ginangel.jpg観てきました、「銀のエンゼル」。今年は自分史上ありえないほどの映画を観た年でした。その暮れも差し迫ったところで、これですもの、「銀のエンゼル」。あとは、年末までに「ターミナル」を観に行く予定ですけど。
しかし、さんごさんに絆されて「水曜どうでしょう」を見始めて、存外な面白さにはまって見続けている途中なのですが、「ミスター」のまじめな作品を見るのは初めてかも。まだ「river」やなんかの以前の映画作品は見たことないもので。
ネタばれは面白くないので、あまり感想も深く書き込まないことにしておきます。
でも、総合的な評価で言うと「アンガイ良かったです」ってところです。とゆーか、東京ならもう少しいい劇場でやって欲しかった!狭いし、正方形のダイヤ配置な劇場で、端のほうに座るしかなくて、ちょっと見辛かった(涙)。土曜初日の日曜だったから混んでいたんでしょうけどね。
日本は今、映画で盛り上がっていると思うんですよね。いろんな意味で。
北野武監督の世界的な評価、多くの和製ホラーのハリウッドリメーク、国内作品も大作やヒット作があるし。でも、それらはやはり東京を中心にした文化で華やいでいるものであって、地方が必ずしもそれを肌で感じているものだとは思えないですよね。
そんな映画界の中で、北海道という原風景と人々の袖の振り合い=他生の縁をリアルに描く鈴井監督とその仲間たちには、がんばってもらいたい。がんばってください。

ペルツォフカ狂想曲2004

去年の秋ごろ、ロシアの唐辛子漬け込みウォッカ「ペルツォフォカ」が輸入中断されたという話で慌てて12本買い込んだら、別の業者が輸入しはじめて、がっくり、ってなことがあったんだけど(詳しくはリンク参照)、どうやら結局輸入は中断されているらしいことが判明。
さっそく合計8本のオーダーが入りました(笑)。1年保存しておいた甲斐があったというものです(笑)。
いや、本当に甲斐があったかどうかは聞かないでください(涙)。

忘年会シーズン

てなわけで、飲み倒しの週末が終わって、僕の忘年会シーズンも終わり(笑)。
金曜は会社の忘年会。
何をトチ狂ったか、赤坂の中華料理のお店をセッティングした幹事。でも、絶対ウチの会社の連中にはもったいないというか意味のないシチュエーション。まあ、当然、帰結したのはいつもの通りの状況だったわけですが。
出向者などが集まる時間も考慮したということで、7時半始まりだったのだけど、本社は5時半終わりで2時間も差が。それまで残業してという気分でもなく、かつ会社の宴会となるとまずい酒で気分が悪くなるだけなので、先に活力注入することに。
適当に検索をして、赤坂の某バーにあたりをつける。仕事を適当に切り上げて、一人会社を出て、店に向かう。さすがにまだ静かな時間で、客は僕のほかに常連らしき男性と、また別に女性。2つ席を空けて座っているのでカップルではないようだけど、親しげに盛り上がっている。話の聞き役はどうやらオーナーらしき男性。僕が入ると、カウンターの奥を勧められる。カウンターは3の形になっていて、バーテンダーが動きやすい広さをとっている。めずらしいなぁ。奥の席に座ると女性バーテンダーが出てきて挨拶を。
まずはジントニックをもらう。比較的味は軽めだけど、そういうスタイルの店っぽい。バーテンダーさんもシャツにスカーフだし。僕以外の客の年齢がちと高めで、それが赤坂っぽいかも。
ジントニックが入るとテンションがあがってくるのが常。ギムレット、ニューヨーク、ウンダーベルグソーダと1時間で4杯(笑)。ええ、そうです、一時間で完成です(笑)。
テンションがあがったところで会社の忘年会会場へ。ちと迷いながらもたどり着くと、みんなはいつもの通り。僕は一人で適度なテンションを保ちつつ、一番端の席で反体制派一派とグチ大会で2時間を切り抜けましたとさ。
土曜は忘年会女と恒例忘年会。
某韓国料理の大手で、韓国料理三昧。はっきりいって食べすぎました。
あんまり韓国料理を食べなれてない忘年会女が、チャプチェとチヂミにマンセーしとりました。
その後、新宿三丁目の伝説的バーへ。伝説的ってのは言い過ぎなのかもしれないけど、少なくともこの時期の新宿三丁目の「忘年会終わりでとりあえず、次どこいく?ということさえ決められないアホ集団が通りを埋め尽くす」騒がしさとは一線を画す雰囲気は、類稀なり。いつものように、楽しく3杯飲んでシメ。飲んだのはジントニック、オー・ド・ヴィ・ド・マール・デ・グラン・ヴァン・デ・オスピス・ド・ボーヌ、ドメーヌ・ドュジャック・マール・ド・ブルゴーニュ・オウ・ダージュ。忘年会女はジントニック、アレキサンダー、オリジナル・ストロベリーカクテル。
日曜日は曙橋に配達。
配達したのはグレンタレット・モルト・リキュール。
「10年くらい前からぱったり入ってこなくなって、探しているんだ」と某大森の有名バーテンダーに言われたのを見つけて、そういえばそんなの知ってる?と曙橋に言ったら、くれくれくれくれと。僕も飲んだことがなく、そんな某有名バーテンダーも欲しがるものなら楽しかろうと注文してみたら、ラストの1本だと。
それを持って曙橋に。早速、開封して試飲のご相伴に与る。なんですかコレ!うまい!うますぎる!甘みがまったく嫌味を持っていない、すうっと切れ上がる甘み。モルトの香りは飽くまでグレンタレット。タウザー!と叫びながら飲みましょう。いやー、いいなーこれ、って盛り上がってたら、次にきたお客さんが「とりあえずラスティネイル」というので、それよりコレを飲め、と勧めたり。
そして、結局僕が飲んだのは、ジントニック、名前度忘れしたモルト、スーズ・ソーダ、ポートエレンのラストビンテージ、フライハイト、名前度忘れしたラム、と6杯。相変わらず飲みすぎ。
ともあれ、後は大晦日モード。
仕事を片付け、部屋を片付け、掃除掃除掃除の日々です。