有名人登場

眞鍋かをりのココだけの話 : こんなに世界が
ワタクシのようなものが「眞鍋かおりのココだけの話」にトラックバックを打つ今日この頃ですが。
この話の中で登場するギネスとフィッシュアンドチップスが最高で、古いロックや懐かしい洋楽がかかる、新宿のアイリッシュバーというのは、僕がよくここで飲んだくれ写真をアップしている某バーなのですが、その店長であるところの斉藤さんは、ちょうどこの日、系列店の厨房のヘルプに入ってて、眞鍋かおりさんをみれなかったそうです(笑)。
嘆いてました。はっはっは。わずか20mほどの距離なのに(笑)。
ま、人生ってのはそんなもんですね。
はやくタイにまた行って、鼻を逆向きに曲げてもらってきてください(でも生きて帰ってね)>斉藤さん。

それほど深刻に考えてるわけじゃないんですけど

臓器売買で摘発されたっていう事件で、臓器移植の問題点が浮き彫りになったって世の中は騒いでおりますな。
臓器売買が良いか悪いか、というより、本質的な問題点を検討することはいいことだと思います。でも、当局でそこに問題点があると認識しているらしい状況なのに、逮捕までいっちゃうのはなんとしたことなんですかねぇ。いや、まあ法治国家ですから、現状の法律に沿って違反者を検挙するのは当然のことなんでしょうけど。
どっちにしても、「親族に限る」なんて規定が有名無実なのは小学生だって考えればわかることだし、日本国籍取得(日本での長期就労)のための偽装結婚が事実上野放しなのと同じ結果になるのは明白。学会だか協会だかに加盟していない病院や医師に対して規定が及ばないってのも、つまりその規定というやつが学会だか協会だかのマスターベーションに過ぎないお題目だったこともまた明白。
手術を行った医師が引っ張り出されて「だまされました」なんて記者会見でやってましたけど、医師に責任なんてないのに、なんでこんなことしてんの?って感じ。拘束力のない規定に従ってるわけでもないんだから、だまされてもいないはずだし、そもそも身元確認や院内の倫理規定作りは病院経営の一環であって、事務手続きをもって行うこと。つまり、そこに何か法的な違反や倫理上の問題があるなら、それは病院が「なってない」だけ。
それに、この個人情報に関する扱いが厳しくなる昨今、じゃあ身元確認のために戸籍謄本だ抄本だと提出させるか?って問題もあるわけじゃないですか。ただでさえカルテという重要な個人情報を扱う病院に、さらに戸籍情報まで扱わせる?確認を取らないと怠慢だといわれ、確認を取ろうとすると個人情報の過剰な取得だと騒がれる、そんなことを日々悶々と悩んでる人がいるんですよ、世の中には(笑)。
まあ、だからといってこのままが良いわけではないし、このまま罰則だけ強化せいということでもなく、かつ単純に(すべての関係者に及ぶ)規定をつくりゃいいって問題でもない。憂えるべき事態はすでに起きてて、何かしなければならないんだ。
僕は、まずは何もかもが「善意」の上になりたつという前提にある意識を捨て去るべきだと思う。意思表示のカードを持っている死亡した人の摘出された臓器にも、代価を支払うなりするべきだし、生体移植ドナー登録を制度化するべきだと思う。