第十の惑星

NASA – New Planet Discovered
まだ今の時点では、一部の権威はそれと認めていないようですが、NASAは太陽系第十番目の惑星が発見されたと発表しましたね(7月29日)。
下の方の写真でみてもわかるとおり、太陽からの距離がものすごいですから(左にある影のある星が第十惑星、右の輝いているのが太陽、というイメージイラスト)、きっと寒いんでしょうねぇ。
居住可能だとか生物の可能性なんてありゃしないんでしょうが(笑)、何か面白いことがわかるといいですねぇ。
後TB: Tenth Planet Discovered / JT1Bloog

懲役刑に処す

その後もいくつか、著作権保護技術や私的録音保証金制度に関する報道やログをみてきたけども、やっぱり釈然としない。
極論であることを承知で書くなら、現在の私的録音保証金制度はいわば
 犯罪を犯す可能性がないといえないので、日本国民は全員半年間の懲役に服すこと。そうすれば、微罪であるかぎり、これを罰しない。
といっているように聞こえてならないのだ。
我々真っ当に対価を払って著作権物を購入したものが、それをどんな方法で聞こうがいいじゃないか。iPodに入れるからそちらに幾ら、新しいシリコンオーディオを買ったからそれにも幾ら、という風に、我々はまだ著作権物をダウンロードしていないメディアに対して明らかに対価を支払うことになるのだ。
CD-Rは焼いてしまえば終りだろうけど、iPodなどのメモリは、書き換えが可能なので「著作権物を入れませんでした」という証明は事実上出来ない。つまり、もしiPodに保証金が課せられるとしても、それを取り戻すことができないのだ。
すでにこの著作権という権利の形態が現在に則していないからいけないのだ、という意見は出ている。法律や条令が優先され、則しているかどうかの議論ではなく、すでに違法な行為が行われているのだから罰せよ、という論理もわからないではないが、やはり狭量だろう。
まずは法で締め付けるという議論よりも、どう改正すれば著作権者も消費者も快適で愉快な使い方ができるか議論するべきではないか、といっているのだ。もちろん、その過程でぜひともそのいずれかのものでもない妙に声高で権利保護を訴え、政財界に通じているとおぼしき会長何某というようなご老人には退場していただければと思う。
追記:
そういえば、デジタルハードディスクビデオレコーダ(というのか?)の類でも民放がCMがカットされてしまうので困った困ったみたいなことを言われているが、似たような問題な気が。
デジタルメディアに対する既存のコンテンツ事業がもっているビジネスモデルって、もう無理がありすぎているわけですよね。コンテンツ事業というより、デジタルメディア以前の脳みそしかもっていない人々にとってみれば。
消費者も、ヌボーっと事態の推移を見てないで、声を上げるべきでしょう。でないと、既得権益を守ろうとする人々は政治的能力を駆使して押し切り、我々は無駄に高いプレイヤーを買わされ、CMのカットができない&スキップができないわけのわからん一歩後退した機能をもつビデオレコーダーを使わされるんですよ?(笑)