結局のところ、EX-S500を選んだのは。

前に使っていたSONY Cybershot V-1は、いわゆるハイアマチュア向けというか、マニュアルモードを中心とした味付けのコンパクトデジカメで、それなりに楽しかったことは楽しかったんですね。あと1~2年は使えるかなと思っていた矢先、CCDの異常で修理費26000円と通告されて再生を断念(苦笑)。
今の時代は、そういったハイアマチュアも、DSLR、いわゆる一眼デジカメに移行してるし、いまハイエンドコンパクトデジカメを狙うのは、手っ取り早く、どこでも持っていけて、あれもこれも、という全部入りを求めている人って感じになりつつある。
僕としては、コンパクトならコンパクトらしく、ある程度小さくてどこにでも持っていてけて、という基準がまず。
それから、バーやなんか、薄暗いところで撮ることが多いので高感度がいい。それから、部屋の中でルネを撮ることも多いので、シャッタースピードが早いとか手ぶれ防止機能があるとかがいい。あと、起動が早くてささっと撮れると、なおいい。
で、とりあえずターゲットになったのが、Panasonic。FX-8はよくできている、と思っていろいろ調べて、買っちゃおうかなーと思っていたところに、FX-9が。しかし、このとき同時に出たLX-1のほうが広角でいいなぁ、なんて勢いに。
しかし、この頃には微妙にほかにライバルが。広角が強みで、マニュアル撮影もできるRICOHのCaplio GX8。渋いつくりで、好みだけど、液晶ファインダーの小ささはもはや今日的ではないし、何かひとつ「これ!」というような機能がないのがポイント。
ひそかに期待していたのが、コニカミノルタのDiMAGEシリーズだったのだけど、ようやく出てきたのがX-1。微妙にそそられないデザインが「・・・」という感じで、手にとるのを躊躇させる(苦笑)。これも、内部的な機能では「おお!これこそ!」という感じの強みがないのがポイントだったな。手ぶれ防止のために、光学系全体を動かす、というのはアイデアなんだろうけど、それだけで終わってしまって、ほかの機能があまりにおざなり。
富士フィルムのFinePixシリーズのF10Z1はかなりそそられたけど、xDピクチャーカードという独自規格(笑)とZ1はつかみ具合が悪すぎで断念。でも、とあるパパがF10買ったらしいので、こんど試させてもらおう。楽しみ。
んで、なんとなーくマニュアル撮影ができるハイエンド系に転び直しそうになってたころ、出会ったのがカシオのEXILIMシリーズ。っていうか、それ以前から知ってたけど、なんとなく眼中になかったのよね。
別にimpressTVの安珠さんのレポートやら日記にほだされたわけじゃありません。ありませんったら!ありませんよっ!
好きな写真家は、織作峰子と安珠です。<オイオイ
で、EX-S500とEX-Z500という選択肢で、最新だし、いろいろ機能の盛り込み方からZ500という線が濃厚だったのだけど、やっぱり散歩にも持ち歩いて、人が見てインパクトがあるほうがいいかな、ということでS500に最終的に決定しました。
手ぶれ防止に関する能力は実際には「薄い」という感じ。デジタル上での処理になるわけで、光学系をぶんぶん振り回そうっていうものじゃないから、おのずと限界があるんだろうな。これまでの使用感では、やっぱりちょっとノイズが多そうなんで、ぱぱっとネタ撮りと散歩や旅行なんかで出歩くときのお供という感じかな。

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