電子ブックデバイスに思う

分類語としては何になるのかわかりませんけど、SONYのリブリエEBR-1000EPなどに代表される、デジタルブックリーダ(?)市場はどうなるんですかね。
個人的にはもっと広まってくれていいと思っているんだけど、なんか「ちょっとデジタルガジェットが好きな人だけ持ってる」みたいなレベルでは、この手のものとしては大失格な気がします。
まず価格帯が明らかに高すぎ。日本で発売されているEBR-1000EPで3万後半から4万ちょっと。海外ではアマゾンやいくつかのメーカーから出たの出ないのとやってますが、それでも300ドル後半から900ドルくらいまでいってたりして。
最近のスペックでは、薄さもかなりで実用性も高そうだけど、何しろ機能が過多で高価すぎる。
もっとシンプルでさくっとPCとつないで、ダウンロードをちょとしたら2~3週間は読んでられて、バッグの中に突っ込んでおいても大丈夫、みたいなもので、1万を切るようなレベルじゃないと、「本」というカテゴリーでは受け入れられないと思う。
1万切ったくらいでは無理かもしれないと思うくらい。ハードカバー3冊分くらい、ってもんじゃないと、広まらないと思うな。
白地の見易さを追求しているなどの特徴を打ち出すことも、ちょっとユーザーの感覚からはずれてる気がするし。たしかに、見やすいに越したことはないけど最近のユーザーはiPodなどの画面に慣れていて、かつPCにせよ、テレビにせよ液晶を使ったモニタを使っていることが多く、携帯電話などの小ささにもかなり慣れているところがあるわけで。携帯ほど小さいものをつくれば売れるというつもりはないけど、3万円もするデバイスには、携帯と同程度のものを期待していると思う部分がある、ということです。いや、逆に3万円もするデバイスを買うくらいなら、携帯でコミックとかヒトコマずつ見るかもしれないよなーという気が。
個人的には6000円くらいでPalmデバイスなみのサイズなら、飛びつくのになぁ。

“電子ブックデバイスに思う” への1件の返信

  1. >逆に3万円もするデバイスを買うくらいなら、携帯でコミックとかヒトコマずつ見るかもしれないよなーという気が。
    これ非常に同感。
    ケイタイで充分、な気がする。
    しかも、そんなに高いなら本物の本を持って歩くよ。

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