ヘッドフォン沼

実は世の中的には、イヤフォン/ヘッドフォンで悩んでいる人はけっこういると思う。
かく言う僕も、高校生くらいのときに初めてもったカセットテープのウォークマンの頃から、どうにもヘッドフォンの類が耳に合わなくて困ってた口。
ここでとりあえず勝手に分類を
1.耳を覆うタイプ=ヘッドフォン
2.小さな円盤状で、耳の出っ張り(耳珠・対珠という)にひっかけるタイプ=イヤフォン
3.耳栓のように耳の穴(外耳道)に挿入するタイプ=インナーイヤフォン(カナルとも呼ばれる)
とする。
SONYの最初のメモリースティック・ウォークマンを手にしたとき、付属のイヤフォンがどうにもこうにも耳に合わないのがつらくて、初めて別売りのSONY製インナーイヤフォンを購入したのがすべてのきっかけ。
それ以来いったいいくつのヘッドフォン/イヤフォンを購入したことか・・・(遠い目)。
その中でわかってきたのが、分類でもいったようにイヤフォンタイプは耳珠、対珠がはっきりと出てて、しかもその間の幅が比較的狭いタイプの耳に合うように作られているということ。
また、外耳穴(耳の穴)の位置は本人が思っているより前寄り、また後ろ向きに開いているということ(後ろ向きというのは微妙な言い方だけど、穴の開いている方向が斜め後方に向いているという意味)。
なので、イヤフォンタイプをしてもうまく耳に引っかかってくれなくて落ちやすい、また音がいまひとつよく聞こえない(あるいは少しくぐもって聞こえる)ということがある。あくまで、僕の体験ですが。
それからはほとんどがインナーイヤフォンで、高いのから安いのまで、いくつも潰してまいりました。
ここ最近は、Shureなどの高級イヤフォンが普通に量販店などで売るようになったので、選択肢が増える一方ですが、基本的にはSONYのインナーイヤフォンタイプで、あとはなんとなく気になったものを使ったりしてます。
写真は、ヘッドフォン沼にはまりかけている人がいたので、助け舟をだそうと思って、手元にあったものをまとめて試してもらおうと集めたもの。
右上から反時計回りに、SONYのインナーイヤーフォンで耳掛け式(ケーブルが首やのどに触らなくなるので良いけど、やや取り回しが不自由)、ゼンハイザーのCX500インナーイヤフォン(音質はすごく良いけど、ケーブルがやや硬質で型がつくと戻りにくい。うなに貸してたら、うなの飼い猫にケーブルを噛み切られて昇天)、SONYのノイズキャンセリング機能のあるインナーイヤフォン(ノイズキャンセリングはいいけど、各ケーブルが取り外せない&取り替えられないので、長さが変えられず、胸ポケットに音源を入れる僕には邪魔)、SONYのノイズキャンセリング機能のある密閉式ヘッドフォン(音質も軽さもいいが、さすがに大きくて街中を歩くのには困る)、SONYのネックバンド式ヘッドフォン(音はイマイチだし、音漏れも多い、形状は気に入ってるんだけどねー)という並び。
個人的にはネックバンドになっているインナーイヤフォンタイプがあったらいいのに、と思う。
ゼンハイザーにはそれらしきものがあるのだけど、ちょっと形状が怪しかったりするし、手が出せない。
あ、いや、まとめとかオチとかはないですから、この記事。

“ヘッドフォン沼” への3件の返信

  1. BOSEは引っ掛けるタイプと聞いたからイヤホーンになるの?
    通勤が車なので出張の時くらいしか欲しいと思わないけど、いい音なら欲しいなと思っている今日この頃です。
    NYさんはBOSEがお気に入りらしいけど、音にカラーがあるみたいね。
    耳の穴の小さな僕に音の良い、且つ、音漏れの少ない物といったら、お奨めはどれになります?

  2. んー、BOSEのも要はインナーイヤーですけど、まあ中間的なものって感じですかね。分類自体は僕の勝手なので、気にしないでください(笑)。
    音のカラーはどちらにしても、どのメーカーのでも結構はっきり違いますね。その辺は、聞いてみなくちゃわからない、ってところです。聞こえ方も人によって違いますし。
    耳の穴が小さい、というのも比較対象によるんで(笑)なんともいえないですかねぇ。普通、インナーイヤータイプの場合、S/M/Lと替えのイヤーピースがついてるので、その各サイズをみてみるといいかもしれませんね。
    でも、出張のときは飛行機も乗るでしょうから、BOSEのクワイエットコンフォートやSONYのMDR-NC系のノイズキャンセリング機能付ヘッドフォンはいいんじゃないでしょうかね。音を通さなくても、ノイズキャンセリングONにして寝る(飛行機とかのノイズが消される)という人もいるらしいです。

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