そして結局。

2002年頃か、もうちょっと前から、受信者が望まないいわゆる迷惑広告メールに対し「未承諾広告※」とタイトルに入れて送信するように、というまことにゆとりな政策が実施されて、当然ゆとりのある優良な迷惑広告メールの業者はそりゃまあ素直にその通りにして、数年が経ち、やがて携帯電話各社などが「未承諾広告※」とタイトルに書かれているメールをフィルタリングして排除するサービスを開始し、2007年には罰則こそないものの事実上「禁止する」との規制強化が実施され、ワタシのメーラーにもそれらの優良な迷惑広告メールはまったく届かなくなりました。
「未承諾広告※」はね。
でも結局、それ以前からたくさんあって、そんなゆとりな規制なんかどこふく風というか、露も知らずという人々が、いまだに大量のスパムを送り続けているわけだ。
官僚がいかんのか、政治家がいかんのかでいうと、どっちもダメなだけだよな、という大変に明白な事実については、ほとんど語られることはなく、うやむやのうちに「未承諾広告※」は全滅し、本物のスパムだけが残された、ある種逆のフィルターということに。
もしかして、そういう作戦だったのか?とあらぬ疑いをかけられる前に、どうにかしたほうがいいんじゃないですかね、関係者さんたち。

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