おだやかな暮らし

人間とゆーものは、結構変化するもので、体型にしても思考にしても性格にしても。
ふと思い出すと、4~5年前は何であんなにギスギスしてたんだろうとか。いや、いまでもそうじゃない?って声も聞こえてきそうですけど、そこはそれ、程度の違いの話ですよ。あの頃は120ギスギスしてたのが、今は20ギスギスくらいで済んでる、って意味で。

あるいは、あの頃はやたらと不幸がってた。本当に不幸だったのか、不幸がっていたせいで不幸が寄ってきてたのかはよくわからないけど。その割に、交友関係はやたらと広がっていた時期だったな、とか。
体重が今より10kgくらい少ない頃の話です。

もう5kgくらい少ない頃は、このままでいいのかという不安と、誰も自分を助けてはくれないんだという絶望感でいっぱいで、ほとんど何も周囲のことを憶えていない。自分のことで手一杯だったんだな、と思う。

そうやって20年くらい、あっという間に過ぎてみると、なんかどれもこれもどーしようもなくて、ばかくさくて、青臭くて、美しくて、悲しいことだったなーと。

だからといって、今はすべてが万事大人な事象で埋め尽くされて、不安も絶望もちっともなくて、というわけでもない。幸せじゃないと思うこともたくさんある。でも体重は結構ある。

クラムボンLOVER ALBUMというCDに入ってる「おだやかな暮らし」という曲が最近気に入ってる。

元は、おおはた雄一という人の曲なのだけど、それをカバーしたクラムボンのほうを聞いて気に入ったわけ。
原田郁子のぼんやりとした輪郭の柔らかい声で、「欲しかったのは、おだやかな暮らし」と言われると、そうだったのかもしれないと思わせられてしまう。でも「おだやかな暮らし」なんて、どこに行けば手に入るのか、僕はしらないんだなぁと。

あ、amazonでもいけばいいのか。

“おだやかな暮らし” への3件の返信

  1. だから私は変われないのか?
    マイナス10kgっていえば、小学生になってしまうだよ(笑)
    人が一番穏やかな顔をするのは、「死ぬ時」かもしれないよ。

  2. 熱帯雨林も住みにくいんじゃないかな~と思ったら、アマゾン違いでした。
    私も体重は増えたけど、健康が損なわれているよ(笑)

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