Blu-ray 終了のお知らせ

パイオニア、世界初の16層/400GB光ディスク技術を開発 – AV Watch / Impress

わざと刺激的なタイトルにしてみました。

 パイオニア株式会社は7日、世界初という容量400GB/16層の再生専用光ディスクの開発に成功したと発表した。

 さらに、NA(Numerical Aperture/レンズの開口数)など対物レンズの光学的仕様はBlu-ray Discの規格と同一であるため、互換性を持つことも可能。

という、光ディスクの新しい技術開発が行われたというニュース。
すごいですね、400GBですから、100枚のオートチェンジャー(一般に小型な部類)に仕込んだら、39T(テラ)。500枚なら195T。すでにP(ペタ)の世界が見え始めています。
これはまだ再生専用ディスクとして考えられているようですが、技術的には民生での書き込みも不可能ではないはずです。

つまり。
今ようやく争いに終止符を打った次世代DVD規格も、次なる規格、またさらに次なる規格へと変化していくだろう、ということは当然のものだといえます。
録音技術がアナログレコード、磁気テープ、光ディスク(CD)と進化してきた流れには、150年の月日がかかったけど、映像技術が光ディスクを得てから今日まで20年もかかっていない。

次はいつくるのか?

技術の進歩は、便利でありがたいことがだけど、もうちょっと程度ってものを考えてもらえないかなと思う。
明日Blu-rayのレコーダを買いに行ったら、SONYやパイオニアが「次世代ディスクレコーダを開発中」なんて記事をみたくないんだよ、ユーザーは。

どんな技術でも、進歩の余白がまだあるものなら、それを前提にした民生製品を開発してもらいたいと思う。互換性が保たれているとか、ソフトウェア更新だけでアップグレードできるとか。
メーカーの都合だけで、順番に「次世代」を作り出さないで欲しい。んで、他社との「次世代」争いに敗れて、疲弊して倒産しかけるとか、そういうことにもなるんだから、メーカーは。

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