どうした?ニッポン

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FLEPia ~フレッピア~ : 富士通フロンテック

といっても、なんか日本代表とかそういう話じゃないですw

FLEPiaは、世界で初めてカラー電子ペーパーを画面表示に採用した携帯情報端末です。
8型サイズ、768ドット×1024ドット表示の画面でありながら、薄さ12.5mm、重さ385gの薄型軽量を実現。また、1度の充電で最大40時間(注1)の連続使用が可能な省エネルギー性を実現しました。

富士通のコンシューマ向け製品開発の子会社から世界初というカラー電子ペーパーを画面にした携帯情報端末が発売になるとのこと。1充電で40時間駆動するARMベースのWindowsCE機で、無線LANとBluetoothにWWANへのアクセスも可能とか。
まあいわば電子ペーパーのディスプレイを付けたPDAですね。
今の日本にこれを必要とする市場があるのかハナハダ疑問ですが、まあもともと企業ユーザ向けの製品を出している事業内容をみると、これも医療現場での情報端末ややオフィスドキュメントシステムの端末として使われるんでしょうな。

ちょっと気になるのが、サイトに掲載された写真のどれもが画面に反射が見られるところ。視認性悪そうだなぁとwまあ実物はもうちょっといいんでしょうけどね。

一応一般向けに9万円台で直接発売も。

別にカラーにする必要なんてないのになーと思いつつ。
ああ、でもそれってPalmの進化の歴史に似てるな、と思い出す。
PalmがZenの思想で、余計なものを排除して進化してきたけど、結局日本のメーカーのゴリゴリしたものでカラー端末化が進み、高解像度化、容量大型化の道を突き進んだすえ、高額商品になって廃れていったあのPalmの歴史。

まずやるべきは小型の白黒電子ペーパー端末を「普及」させること。日本はつい技術的優位に立とうとするけど、こういうものはソフトウェアとコンテンツが勝負の鍵。やるべきことはほかにある。

“どうした?ニッポン” への3件の返信

  1. 誰のためにこの開発がされているのでしょうねぇ。
    研究者の家族に、本を持てないくらい衰弱した人がいて、とか
    何冊もの本を持ち歩かなくてもこれ一台ですむようにと考えて、とか
    想像してしまいます。

  2. どーだろねw 医療現場とかいっても、事務方か医者側のための技術だし、技術ありきの開発だと思うけどね、僕はw

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