ちょっと故あって、いただきもの。
いまのSONYのBluetooth Stereo Headsetはちょっと筐体が大きくて、それ自体にMP3/ATRACプレイヤー機能をつけたりしてて、ちょっとBT Headsetの本分を失ってる気がして、どうも手が出せなかったわけです。
んで、現在iPhoneを常用しているので、できればAAC codecに対応しててsbcよりかはいい音ってのを聞いてみたいなぁと思っていたのだけど、iPhoneのiOS6はなんということでしょう、AACに対して無音になったり音飛びしたりするバグが存在しているともう1年くらい侃々諤々されている状態。明らかにそれに対するOS更新もあったのに、完全には解消されていないという謎仕様で。
それで、つまりSONYでいうとこのBT150NCやDRC-BTN40のようなAAC codecを積んだヤツ、ほしいけど音飛びとかはなーと思っていたところだったのです。
BTN40にくらべて、このBT150NCはNoiseCanceling機能が付いているので、ただのAAC対応とはまた違うよなーと思いつつ、さらにこれはイヤフォン部を交換できない固定仕様なので、ものすごく買うのに躊躇していたわけです。
まあつまり、イヤフォン部が交換できて、AAC対応で、NoiseCancelingがあったりすると(さらに、小型であればよし、プレイヤー機能はいらない、カラーリングが多少あって、電池の持ちがいいとなおいい)、即買なのになーと思っていたわけです。
で、その故あっていただけたので、ありがたく頂戴してさっそく接続。
うん、確かに無音になったり音飛びしたりする。たしかにだなー。これは次のiOSの改善を待つよりほかないわけか。
実はいまは、ラジオをMP3で録音しているのをほとんど毎日聞いてるので、あまりAACの音飛びやら無音とは関係なので、たぶんこのままある程度は使いつづけるとおもう。AACで録っている音楽ファイルも入ってるので、それも時々は聞くとは思うけど。音飛びや無音は、あるファイルにはあるけど、ないのはないようなので、そのない(あたりの)ファイルをメインにちょくちょく聞くかんじで、iOSの対応を待ちます。
NoiseCancelingに関しては、以前のSONYのNC機能付きヘッドフォンの類より、ややおとなしめな設定のよう。初期のころは、いやがおうにも無音っていう感じがして、自身のホワイトノイズが際立つようなつくりだったけど、これはかなりナチュラルに交通系ノイズをメインに低減する感じ。これがあるなら、AAC codecの良さは必要ないのかもと思わなくもない。
イヤフォン部の特性なのか、BTとそのcodec部、またはNC部の特色なのか、やや音は中域がふとくて、SONYらしくない感じ。SONYといえばドンシャリでしょ!とかいうのはもう古いのかな。でも、SONYのBalanced Armatureのはやっぱりドンシャリだし。と、しかしまあ設計としてちょっと甘いかなーと思ったわけです。
あと、ちょっとメインのケーブルが短いので、自分などではもう本体をクリップできる場所は襟元から胸ポケットの頂上部あたりまで、というのがきついかな。もうすこしだけあってもいいんだけどなぁ。でないと、首を回せないこともw
まあでもトータルのパッケージとしては、悪くないです。音もいいし、軽いし楽です。はやくiOSアップデートこないかなー。