VICTORのHA-FBT30を購入。
これはなかなかいいものです。
長らくBT Headsetを使ってきて、まあ音質みたいなものは二の次と思ってきたけど、扱いになれてくるとやっぱり音質も良ければ良いにこしたことはない気がしてきたわけですよ。
で、まあとにかくBTの音声データを圧縮する(通信時間を短くするため)標準的なコーデックは話にならない、と。そこでAACですよ、という声が聞こえてくるんだけど、なかなかこの業界というのは面白いもので、ぴたっとニーズにマッチした製品が出てこないんですね。
一体型が基本的にはほしいんだけど、一体型でAAC対応しているものはごくごくわずかだし、あってもデザイン的にちょっとと思う。
デザインがあまり気にならないマッチボックス型のは、AAC対応しているけどイヤフォンが固定でなぜかiOS相手だと音飛びするのとか。ノイズキャンセルがついてるのはそういう傾向が強いみたい。
AAC対応してなくてというのは形もその他の機能もいいというのも多くて、なんだろうワザワザ自分みたいな人間のニーズは見てみないふりされてる感じ。被害妄想。
なので、結局mw600に戻って使って、あーいい機種だなぁなんて日和ってたりしたわけですが。
今回みつけたのが、VICTORのHA-FBT30でして。
同じく60と80もあるのですが、これはつまり付属のイヤフォンの品質の違いであって、BT部は共通。もとよりイヤフォンを交換する私には、30で十分ということに。
BASSブーストがついてて、自分のSONY XBA-2をつなぐとバランスがいい感じに。カリカリな音なので、XBA-2が。
電池の持ちもまあまあだし、見た目より軽くて扱いやすい。問題点はせいぜい、それでも筐体ちょっと大きいってことと、クリップが洗濯バサミ式じゃなく紙クリップ的なものなので開いて挟むのが不得意。基本的に洋服などに挟む事が多いので、洗濯バサミ式のほうがよいと思うわけです。しかもこのクリップちょっと力が弱いので、肩がけバッグのストラップなどに下方向から挟み込むとちょっとした力加減で落ちてしまいます。
それでも全体としては合格点。やはりAACの効能でモギョモギョしてた今までのSBCよりすっきりクリアになるし、取り扱いにさほど問題もない。おすすめ。