シャルトリューズ、その美学。

先日の「モナリザ」との邂逅以来、連れがシャルトリューズに入れ込んでいるらしい。他にシャルトリューズでおいしいカクテルはないかと探している。
しかし、シャルトリューズを用いたカクテルは、「アラスカ」に代表されるように、ハード目のショートが多い。
そうは手の込んだロングドリンクはみつからないだろう。
僕だって、それなりに考えて「モナリザ」を見つけたんだから(笑)。
シャルトリューズは一部で「西洋養命酒」といわれるだけあって(?)、その効能が問題であまりカクテルの材料として考えられるタイプの酒じゃないかもしれない。
130種ものハーブを使い5回の浸漬と4回の蒸留を行い、その他の製法は極秘。閉鎖的な修道院で生まれ、17世紀に不老不死のエリクシールとしてシャルトリューズ教団が入手、このレシピにモベック神父が注釈をつけて現在のレシピになったといわれる。
したたか飲んだ後、シャルトリューズ・ヴェール(緑色)をショットで呷ると、帰り道のタクシーの中で「もう一軒、行けそうだったな」とさえ思わせる、不思議な効能がある(実話)。ま、55度のリキュールを、呷れるほど無事かどうかにもよるけど(笑)。
黄色のジョーヌは蜂蜜を加えてあり甘みが強く、度数も40度と落ち着いており、「モナリザ」もこちらが指定。

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