美しい昔

赤い地の果てに あなたの知らない 愛があることを 教えたのは誰?
風の便りなの 人のうわさなの 愛を知らないで いてくれたならば
私は今も あなたのそばで いのち続くまで 夢みていたのに
今は地の果てに 愛を求めて 雨に誘われて 消えて行くあなた
うーむ、いい歌だ。
って、そうでなくて。
ポスペネタとともに、昔のHPの材料やらバックアップやらも見つけて、懐かしいやらなにやら。
特に、blogになる前の日記は、精神的に非常にノッド目に推移していた頃のもので、読んでいるこちらが痛々しくなる(笑)。


その一部を抜粋してみると
1999年06月22日23:31:07
雨だけど
 言葉は戻ろうとしている。
繰り返し、繰り返し僕はそれを聞く。
五感を超える感覚から、光を通してそれを知る。
1999年06月21日23:27:40
ハーフムーン
 あるいは、雨の合間の空か。
空を見上げれば、高い夜の半月。
そうか、そうなのかと、僕は気付く。
1999年06月20日21:56:27
月は見えない
 もっと確かな何か。
それが欲しい。
1999年06月19日15:46:43
雨が降ってる
 疑念と不安と妬心を捨て去り 明日へと生きることを始めた時
僕らは未来を知るのだろうか もっと自由な感覚への到達路か
あるいはそこにあるのは誰も 行き着けない無限に遠き彼岸か
1999年06月14日01:17:00
彼岸より
 言葉が戻ろうとしている。
光を透して語られた言葉だ。
もうすぐだよ、と言っていた。
主にフィリップ・K・ディックからの影響と、月に対するご執心ぶりが目に付きますね。
20世紀の終りに、こんなノッド目だった自分が、かわいくもあり気持悪くもあり(笑)。

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