くきぃぃぃいぃいぃぃいいぃい～！

意気揚々、超楽しく書いていたエントリを消してしまった。というか消されてしまった。
MicrosoftのInternetExplorerのキーに割り当てられた機能に、よってなのだ。
あまり触ったことがない人が多いと思うのだけど、ESCキーがそれだ。
ちっ。このエントリを書くために、というか書いている途中にテストしたら、また消されちゃったじゃないか（笑）。
いや、笑い事ではない。
ESCキーはInternetExplorerにおいては、メニュー＜表示(V)＞の＜中止(P)＞に割り当てられている。つまり、HTTP通信を中止させる機能だ。右肩にあるWindowsの旗がぴらぴら翻るのが止まる。
これが普通で当然だと思うんだが、Microsoftはこれを、つまり同じESCキーを別の機能にも割り振っているのだ。
TEXTAREA、TEXTなどがあるFORMタグの中でESCキーを押すと、そこで入力されていたものが取り消される。ワープロなどのUndo機能のような感じだ。だが、そのUndoする程度は「1文字」などではなく、いまいちよくわからないタイミングまでUndoされてしまうのだ。なんかどーしようもないレベルまで戻されたり、全部戻されたり（つまりFORMのRESETに順ずるものと思われる）。
意味わからないです、Microsoftさん。
ぜんぜんわからないです。
まずなにより「１つのキー」に「２つの動作」を与えていること自体が間違い中の間違いです。
アホです。いかに機能の開発が管理されていないかがわかります。
そして、FORMのRESETに関わる機能って、本当に必要か？って感じですよ。UIデザインの上で、FORMにRESETボタンをつけてありがたがるユーザーに出会ったことがありません。多くの場合うざいから取っ払ってくれ、というユーザーが圧倒的です。「取っ払っても、IEの場合ESCキーでRESETされてしまいますよ」というと、みな一様に馬糞を踏んづけたような顔をする。だってさー、そもそもFORM全体に対して再入力したいっていうユーザーの感情ってありえるのかぁ？「あ、前の項目入力間違いしてんじゃん」とか「あれ？思い出したら、俺今年36歳じゃん、さっき24歳って書いちゃった」とか、そういう行単位レベルでしかないと思うんだけど？つまり、FORMのRESET動作そのものが不要で、どうしてもという向きにはRESETボタンを丁寧に配置してあげることで実現するべきものではないかと。って、これはMicrosoftの問題ではなくて、ある意味ではW3Cなりの規格の問題だけど。でもESCキーにそれを割り振っているのはMicrosoftだから。
つーかこの件に関しては、3年位前から悶々と悩んでいて、1年くらい前にMicrosoftにメールでなんとかしてくれという思いを伝えたんだけど、なしのつぶてっつーか、届いたんかどーかも返事がないからわからない状態で。
そして2～3ヶ月にいっぺんは同じ過ちを繰り返すんだよ、わたしゃ。
というのも、UNIXではごく普通に使われているViというテキストエディターに慣れきっている私は、文章入力のシメに、ESCキーをたたいてしまうのだ。それは特異かもしれないけど、それでなくても、例えばFORMへの入力中、メールが着信、メールを開いてみたら心引かれるURLがあったので、それをクリックしてみたら背後に回っていた先ほどFORMを入力していたブラウザが前面に回ってきて、HTTP通信を始めた、慌ててESCキーを押したら、通信は停止したけど、FORMの内容がクリアされてしまった、ということが起きる。
この馬鹿げたキー設定を何とかしてもらえんですか、本気で。そろそろ本気で。