ジントニック

[ ・・もぐろぐぱんだ・・/オレンジビタース ]
ジントニックのスタンダードレシピなんて、まあNBAカクテルブックに載っているのもスタンダードかもしれないけど、だからといってそうでないものがスタンダードでないとも言い切れない。
何が言いたいのかっていうと(笑)、要はカクテルのレシピは自己流でまったく問題なんてないってことだ。それがただ「おいしい」か「おいしくない」かが判断の基準であって、「おいしい」ならなんだって本質的には構わない。もちろん、レシピを基準どおりにつくることに意味がある場合もある。それは否定しない。
ともあれ、とにかく、ここで言いたいのは、スタンダードレシピでなくても、うまいカクテルはある、ということだ。
少々思いもよらず油っこい食事を取ってしまったあと、やれやれ口をすすがないと、と思って座ったカウンターで、ジントニックを頼むとする。ここで出てくるのが、きりりと引き締まった冷たさでビルドされた、甘みが控えめになっていて、ビタースを利かせたものだったりした日には、もうこればっかり飲んでいたいという気分にさせる。
よくぞ日本に生まれけり。
ジン・トニックは、タンブラーグラスにジンを入れ、ライムを搾って氷をつめ、トニックウォーターで満たす。
簡単にいっちゃえばそれだけのものだけど、だからといって誰もこれで満足なんかしたりしない。
ジンの銘柄にせよ、トニックウォーターの銘柄にせよ、ライムの量、氷の質、ソーダを加える量、どれをとってもバーテンダー(あるいはバー)によって千差万別。
トラックバック元のpandaさんにお勧めしたのは、もうさすがにジン・トニックではなくて、ジン・リッキーなのだけど(笑)(トニックを使わず、ソーダでビルド、甘さと香りはシュガーとビタースで調整する)。
ていうか、こういうことを書いていると、飲みたくなるから困るんだよねぇ。

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