映画「ターミナル」:長寿と繁栄を!

ネット障害のごたごたで書くタイミングを失ってしまっていたのだけど。
先週、映画「ターミナル」を観てきました。
スピルバーグとトム・ハンクスなんて、そんな当たり前の映画を僕が観るなんて!とか自虐的になってたんだけど(笑)、以外に想像していた感じの面白さでよかったです。つーか、多分一般的に映画ってこういう面白さなんだとは思うんだけど(笑)。逆に僕が面白いと思うつぼが違うのかもとか。
感想は、ネタばれにならないように追記にしておきますね。


つーか、きれいなお姉さんだなぁと思っていたのが、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ。
なんか、ケバいゴージャス女みたいな格好より、こういうインテリだけどちょっと切ない女の雰囲気のほうが合ってるんじゃないかとか。
そして、2回、周囲の人が笑わないポイントで笑ったのは私です(笑)。
入国審査係のトーレス(ゾーイ・サルダナ〔ノット・ア・ガール(00)〕〔パイレーツ・オブ・カリビアン(03)〕)が大会=スタートレック・コンベンション=トレッキーだとばれるところと、エンリケ(ディエゴ・ルナ〔ワイルド・レンジ/最後の銃撃(03)〕〔Criminal(04)〕)と会うシーンでのバルカン・サイン。
全体的な印象で言えば、もっと単純というか、わかりやすくすればいいのに、というのが気になったなぁ。
最近のハリウッド映画ってどこかそういうところがあると思うんだけど、あまりにも政治的な意思がバックグラウンドにあることを匂わせていて、素直に日本人の感情に入ってこない、あるいはあこがれのハリウッドという気分にさせてくれない。
警備官レイ(バリー・ジャバカ・ヘンリー〔コラテラル(04)〕)はもっと早いうちに、もっとはっきりとビクター(トム・ハンクス)に肩入れしてほしかったし、ディクソン(スタンリー・トゥッチ〔Shall We Dance(05)〕が結局懐柔されないのもなんだかすっきりしない。法は法、原理は原理、みたいな原則論が下敷きにあって・・・それだけしか見えてこない。昔や、あるいは日本は、その上にたっていながら、人はもっと自由に生きているというのが映画に映し出される美しい幻影だったのではないだろうか。
解放されてニューヨークに行き、念願を果たすビクターが、なんだかちっとも幸せそうに見えなかったのは僕だけかなぁ。苦労が果たされて良かった、なのか、ニューヨークにこれてよかった、なのかイマイチわかりづらい。というか、空港内でも苦労だけじゃなくて楽しいこともあったわけで、その生活から離れる=仲良くなった人々との別れがつらいとか、アメリア(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)との別れのつらさとか、そういう感情もなんだかあっさりというか、「それだけ」って感じでないがしろな感じ。
逆に話を簡単にしすぎてて、複雑身がないってことなのかなぁ?ふーむ。
でもあれね、まあ今年最後に観た映画ってことで、星二つ。僕の余計な深読みや感情を抜きにすれば、暖かくて人にやさしくなれる映画です、たぶん(笑)。

“映画「ターミナル」:長寿と繁栄を!” への3件の返信

  1. Oは泣いてたぞ。
    いい映画だ~って。(笑)
    中盤ちょっとダレたけど、私もじ~んときました。
    冬なんだし、コレくらいほんわかしてもい~んじゃない?

  2. 私は
    もんのすごくぅぅぅぅぅ期待して見に行ったので
    ??????
    な気持ちで帰ってきてしまいましたが。
    もちろん
    なんともいえない上手さ、みたいなのは
    後でじわじわと感じる(バカなのでリアルタイムに感じられないってか?)のですけど
    でも
    フォレストガンプ的な感動には一歩足りず。

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