FireFox Down!

再燃するブラウザ戦争のさなか、Mozilla FoundationのブラウザFireFoxが、シェアを4.5%弱に伸ばして、2位となったとか。
かつては僕も、IEの拡大に抵抗して、長らくNetscape陣営を支持していたけど、周囲も含めてIEのシェアが増え、抵抗するのも無意味な気がしてIEに乗り換えた。
実際の問題としても、IEがMicrosoftのOSの上で非常に高い親和性をもって存在しうるのに対して、Netscapeブラウザは不整合を起こしたりすることもあった(結果から言えば、IEでもあったけど)。あと、デフォルト・ブラウザの指定を取り合うという、間抜けなことにわざわざ付き合うのが面倒になった、ということもあった。
そういう経緯があるからというわけではないが、簡単にFireFoxに乗り換えるのも億劫だ。Microsoftが嫌いだから、IEが嫌いだから、IEにセキュリティ上の問題が多すぎるから、といった表面上の問題で、ホイホイとFireFoxに乗り換えるのも、どうも気持ちよくない。(っていうか、Microsoftが嫌いだから、というのであれば、とりあえずWindowsを使うのをやめるべきだよな)
俺のは某タブブラウザだから!とはいうものの、HTMLコンポーネントはIEだったりするわけだし。チャンチャン。
結局、もしもFireFoxのシェアが20%くらいを超えると、FireFoxのセキュリティホールを狙ったワームやなんかがじゃんじゃん出てくるに違いないし、FireFox嫌いという人も出てくる。
なんだか、これはシェアを争っているMicrosoftとMozilla Foundationの問題であって、ユーザーはあるものをただ使っていればいいんじゃないか、という極論も思い浮かぶ。
そういえば、クリント・イーストウッドの主演で映画化もされたクレイグ・トーマスの小説「ファイヤーフォックス」の、続編は「ファイアフォックス・ダウン」(『ファイヤフォックス、不時着』の意)っていうのだけど・・・MozillaのFireFoxがDownしないように、期待はしてます(笑)。

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