ハンガーがかけられているというのはどういう気分か。

そういえば思い出したのだけど、昨日、仕事帰りの電車に乗ったら、次の駅で乗り込んできた人が、僕の後ろに立った。そのとき、バッグか紙袋か何かの端が、僕のふくらはぎに当たった。以前にも書いたとおり、電車の中でバッグやなんかは他人に当たらないよう、極力努力するべきだと僕は思っているのだけど、いつまでたってもこういうのはなくならない。たぶん、都庁が迷惑行為撲滅を叫んだって。
ため息まじりにあきらめて、読んでいた本に視線を戻して、またしばらくすると、また同じようにふくらはぎに当たる。何が当たっているのかとよくよく見てみると、ハンガーだった。
ハンガー?
ハンガー・・・。女性が、コートを-たぶん朝降っていた雨のために、レインコートを-腕にかけて文庫本を読んでいるのだが、そのコートのベルトがたるんで、そこにハンガーがかかっている。ハンガーが・・・。
その女性はまったく気づいてない模様で、車内に空いたところができるたび、そのハンガーをかけたまま移動して、移動した先で誰かのスネやらふくらはぎにハンガーをぶつけている。
・・・。僕はその後、乗換駅に着いてしまったので、わからないのだけど、あれからどうなったんだろう、あのハンガーは。

“ハンガーがかけられているというのはどういう気分か。” への3件の返信

  1. そういう時は、その人全然気がついてないんだし、
    cobyさんは人として話しかけてさ
    「大変失礼ですが、
     写真取らせてください」って言わないの?

  2. んで、「何の写真ですか?私の?なんで?」ってきかれたら
    おもむろに指差して、
    「いいえ、あなたのコートにかけられているハンガーの」
    って答えてね。

  3. いや、本気で携帯で写真撮りたいって思いましたよ。思いましたけど・・・ねぇ(笑)。
    女性の叫び声ひとつで人生狂わされているサラリーマンだってたくさんいるんだぞ!(笑)

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