品質と値段のバランス

使っている携帯電話のメモリーカードスロットの保護カバーが、なんだかぴたっとはまらないようになってきて、ものすごく気になる。材質がソフトプラスチックというか硬質ゴムというか、そういう感じのものなのだけど、どこかが伸びたのか、ぴったりとはまらなくなってしまったのだ。いくつかのコミュニティサイトでも同じ苦情を書いている人がいたので、ごく一般的な問題らしい。
先日、とあるバーテンダーさんと話をしていて、そーなんだよなーと思った。ドコモはまあ寄らば大樹という感じがあって、それはそれでもいいんだけど、1年くらいもすると端末が壊れてきて、買い直ししなければならないから余計に高くつく上に、最近はFOMAがそれまでの端末の倍から三倍の価格でしか買い直せず、さらに高くついている感がある。バーテンダーさんはそれがもう怒り心頭で、量販店でみた1万円のvodafoneに乗り換えちゃったのだそうだ。電話番号が変わるといっても、結局メールアドレスも変わるから、電話帳にのっけている友達などには、いずれにしても変わりましたよメールなどは送らなくちゃいけないし、手間はかわらないから。
ほんと、そーなんだよね。今の僕の携帯も、movaからFOMAへの乗り換えが安いということと、パケット代がFOMAのほうが安いというのにつられて、3万数千円の端末を購入したのだ。そのときは、3万数千円もした端末だから、2年、できれば3年くらいは使わないと、と思っていたのだが、1年を過ぎるころにはその例のカバーがカパカパしてきて、角は摺れて色が落ち、ボタンの一部がちょっときしむようになってきた。
むー。700系なら適度に安いとはいっても、新製品なら2万円を超えて3万円近いし、型落ちでも1万円前後。900系は安くて2万円程度から新製品なら4万前後まで。
もともと端末そのものは5万~8万円のもので、海外ではそれが当たり前、日本はキャリア(ドコモなど)がペイバックするから、ショップは1万円などの値段で販売できるだけ、というのはよく聞くことだけど・・・。
でも、それならそれで、値段に合う品質のものを提供してもらいたいものだなぁ。3万円も出した機械が1年でヘタヘタにへたるのは、ちょっと違うような気が・・・。しかも、それは「じゃあやめた」で済むものでもなくて、また同じようなものを買わないといけないわけですから。

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