さっぽろ大人のBAR


2002年3月26日発行の雑誌扱いの本なのだけど、去年の暮れに気づいて、注文したもの。
読んでいると、つくづくススキノのバーたちは、愛すべき場所だなぁ、と思う。
「BARやまざき」の山﨑達郎氏と作家東直己氏の対談から始まり、酒飲み達の愛しいバーのエッセイと、ススキノで誰もが知るバーの紹介とその店主のインタビューの組み合わせが続く。
ドゥ・エルミタァヂュ、カクテルコーナー・ラルセン、BARガス燈、BAR ねもと、BAR PROOF、BAR CAPRICE…etc。
特にドゥ・エルミタァヂュ店主にして、日本の女性トップバーテンダーの双璧、中田耀子さんがバーテンダーを志し、ひとり立ちするまでの苦悩と変遷が独白のように語られていて非常によかった。黙して語らずというタイプの人柄ゆえ、珍しいことだと思う。
こういうのを読むと、行きたくなる。どうしようもなく。どうしようもなく。
[ 参考URL:■ノーザンクロスWebsite■ ]


なんか知らんがへこむことばかり。
今、ポットのお湯を指にひっかけてしまいました。
熱い。
そういえば、こないだのオフで使った新宿三丁目の某アフリカンなバーの、シェフをやっているN君が言ってて、ほう、なるほど、と思ったのが
「バーテンダー手」と「シェフ手」がある。
ということ。
バーテンダーをしていると、仕込みを含めて営業中、ほとんどいつも氷を手にしていることになる。
氷を実際に手にしてみると、とてもじゃないけど長い時間持ちつづけることができない。特に氷塊とも言うべき大きさになってくると、手のひら全体で持たなければならないため、その冷たさといったらハンパでない。
それが、本職のバーテンダーは事も無げにこなす。大きな氷をしっかり握り、コツコツとピックで割り、ナイフで削ってまあるい氷に仕上げたりする。大概のバーテンダーはにっこり笑って「慣れるもんですよ」と言う。
シェフをしていると、わざわざグローブやタオルを巻いてから、なんて七面倒臭くなってくるから、アルミ無垢や鉄の取っ手を素手でつかむ。湯の温度を見たり、味を見たりするのに、今煮立っていた鍋からお玉で掬って指を入れる(直接入れる人もいるが・・・汗)。
そういったシェフたちも、にっこり笑って「慣れるもんですよ」と言う。
N君はもともとはバーテンダーとして入ったが、前任が辞めたのでヘルプ的にキッチンに入ったが、そのまま居着いてしまって1年半。
手はすっかりシェフの手になっちゃいましたよ、と苦笑いした。
鍋やフライパンを素手で握れるようになったが、ちょっとバーテンダーが外している間に入ったドリンクの注文を、代わりに作るときは氷を持てない自分に気づくと。
なるほどねぇ、などと相打ち。
そんなN君ももうすぐ独立して自分の店を持つ。シェフか、バーテンダーか、自分の店ではどっちをやるんだろう?

我が王子”もってこい”に興ず

[ ルネがもってこいをするムービー(WindowsMediaPlayer用・サイズ5.6M・2分13秒・音あり) ]
[ ルネがもってこいをするムービー(RealPlayer用・サイズ3.7M・2分13秒・音あり) ]
構想1年半!撮影3分!編集23分!制作費どん兵衛1個!!
最高のスタッフが最高のキャストを得て作り上げた今年度最高傑作!
「来期アカデミー賞総なめ」と、あらゆるジャーナリズムが激賛!
WindowsMediaPlayer用と、RealPlayer用があります。
ダウンロードしてお楽しみください。

ココアはやっぱり

[ 森永ミルクココアカカオ2倍 ]
森永。
コーヒーやお茶などを飲むとカフェインの効果がパッチリ目が覚めちゃう系の正直な体を持っているので、夜それを飲むとちょっと辛いわけで。
しばらくはアレルギーによいというシジュウム茶や、超癒し系のリンデン茶など、カフェインを含んでいないものを選んで飲んでいたのだけど、この冬はココア。
ココアはやっぱり!←くどい
その中でも、感動しまくってるのが、森永ミルクココアカカオ2倍という、あまりといえばあまりにストレートなネーミングのヤツ。カカオ2倍でポリフェノール2倍、というのが売り。だけど、味の濃さも2倍だ(笑)。
甘さを2倍にしなかったのは慧眼と言えるが(するかっ)、この味の濃さは大変「ココアっぽい」感じがしていい。
ただいまのお気に入り。ただ、それほどいろいろなところで売っているわけではないので、探すのが面倒。
と、商品HPのラインナップを見てみたら、同じカカオ2倍で砂糖不使用のものもあるんですね。これはいい。ぜひほしい。きっと美味いに違いない。