洗う

すいません、最初の状態の写真を取り忘れて始めてしまったんで、いきなり分解したところからですが(笑)。
3年間愛用していたキーボード(SOLDAM VANGUARD V101 = ミネベアのOEM)を、分解洗浄したわけですよ。
(分解すると当然ですが、メーカー保証等は消滅します。すべて自己責任でやってください。)
PCの前で飲食するし、飼い猫の毛は浮遊してるし、というのがアリアリとわかる汚れ具合。かなりひどいです(笑)。つーか、これでもエアダスターで吹き飛ばしたり、掃除機で吸い込んだりしてたんですが、このくらいにはなるということでもあります。内部はプッシュやガイドアームなどが林立してますから、どうしたって埃(特に毛などが)からまったりするんですな。

キートップ(文字が印刷してある、押下面ね)は、専用の引き抜き工具があるんですが、指やごつめのピンセットなどを駆使して取り外せます。といっても、キーボードの機種によっては、引き抜いちゃいけないものもあるので、よくよく調べましょう(というか、その辺も当然自己責任でよろしく)。白っぽい日の字みたいなところに、キートップの裏面にあるクリップが刺さって、嵌まり込んでいるという形状。この白っぽい日の字の部分が押し込まれて、さらに奥にあるスイッチが押されるわけですな。

これの裏面は、金属板と電子部品の基板があります。基板にNMBって書いてて、ミネベアの製品であることが見て取れます。この金属板と電子部品をすべて取り外せば、ほかはすべてプラスチックなので水洗いが可能になります。

金属板の中身。緑色のゴムカップがスプリングの役割をしていて、そのキートップと日の字のプッシュに耐えているわけですね。透明なシートはスイッチ(2枚の透明なシートに配線されていて、ゴムカップのところで押されてくっつくと信号が流れるわけですな)。黒いのは金属板との絶縁体です。

NumLockやCapsLockのサインになっているLEDの部品。このV101はこのLEDが青できれいなんですな。部品としてはこのキーボードの中でも最小のものなので、紛失しないよう要注意です。

上で見えていた日の字のプッシュ部分。グレーの4つ足が出ているプラスチックで、写真はその裏面から見たところと、取り出してつまんで横から見たところですね。

てなわけで、分解しまくったら、洗います。ぬるま湯をたらいに張って、中性洗剤を混ぜてわしゃわしゃと。キートップは表面よりも側面が汚れているので、出来ればやわらかいスポンジ等でよくふき取るといいです。なぁに、110個くらいですから(涙)。

すすぎ。キーの裏側などに洗剤がのこらないように注意してすすぎましょう。

プッシュの部分は足が欠けやすそうだったんで、個別にざっくりと流す程度に洗います。ほかのプラスチック部分もがっつり洗いましょう。汚れがひどい場合は、中性洗剤とスポンジで丁寧に。

洗い終わったものは水を切って、バスタオルなどの上に広げます。風で飛ばされたりするとかなりへこみますので、室内で。時折、かき混ぜて上下を入れ替えるなどして乾燥を助けます。できれば2日くらいは乾燥させましょう。

ってな感じで、洗濯はとりあえず完了。
キートップの並びがわからなくなりそうな気がする人(笑)は、あらかじめデジカメなどで撮影しておくとか、サイトのカタログなどを漁っておくといいでしょう。
てなわけで、組み立ては数日後です。お疲れ様でした。

“洗う” への2件の返信

  1. やりたくなる気持ちは本当によくわかりますが…。
    お疲れ様です(涙)←なぜ泣く?いや、泣かせてくれ。

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