リサイクルと「もったいない」

ITmedia +D モバイル:不要になった端末、どうしていますか?
どうしていますか?
って、携帯のリサイクル制度がどうとかいう問題以前に・・・。
端末が不要になるのは大体において、機種変更のときが多いでしょう。その際、古い機種に乗り換えたりすることでもない限り、1万円から3万円近い値段を払って乗り換えてるわけですよ。何年も同じキャリアのものを買い換えて使ってる人なら、毎度毎度、そういうことをしているわけでしょ。
人間・・・というか、日本人の心理として、じゃあこの1年か2年使った前の端末を、ぽいっとリサイクルボックスに捨てるか?ということなんじゃないんですか?
3万円くらいのものを、2年使ったから、ぽいっと捨ててしまう。
・・・ちょっと考えにくいと思いますけど、一般的な感情からいって。
リサイクルに出すと機種変更が安くなるとか、キャリアのポイント制度にバックされるとか、あるいは端末そのものが安く提供されてないと、リサイクルに出す気持ちは薄れるのも当然だと思うわけですよ。
リサイクルの結果、再資源化されたものは再び材料として使われることもあるでしょうが、結局リサイクル社会で問題になる費用の呪縛からは逃れられないから、再資源化で価格が安くなるわけじゃなく、逆に高くさえなりかねないわけですわな。
リサイクルってのはそういうことじゃないんだよ!と高尚なご意見もあるでしょうが、じゃ、まあそういうご意見をまずは社会全般に浸透させることが重要で、制度がどーのとかいってる場合じゃないってことでもあるかと。
あるいは・・・。まあどんなキャリアにせよメーカーにせよ、まるでそうしないことにはやっていけないんですといわんばかりの、自転車操業的新機種開発・発売をやめるべきでしょうな。
本当に必要なの?と思わなくもない機能を満載して、これからはこれよ!的宣伝を絡めて、必死になってやってますけど、それを無くすことがまずリサイクル社会の一歩のような気がしますけど。

“リサイクルと「もったいない」” への2件の返信

  1. 以前にさ、機種変の時にリサイクルだって言って業者が引き取ったケータイが、中の個人情報もそのままに秋葉の露天で売られてたりしたことあったよね。
    そういうのも怖いし、1〜2年でも使ったんだったらなんか愛着あるじゃん。
    買う時は気に入った機種とか色とか買ってるはずだしね。
    よっぽどの利点と安心感がないとリサイクルボックスには入れられないなぁ(笑)

  2. だよねぇ。
    セキュリティの問題も気にならないこともないよね。ちょっと前、とあるキャリアのショップで、店頭に専用の箱が置いてあって、入れてくれって書いてたけど、逆にちょっと手を伸ばせば取り出せる状態だったしね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です