歩道にて。

昨日、昼飯を求めて中野新橋あたりを歩いてたら、歩道を自転車で走っていた警察官が、まったくもって何気なく周囲を巡回してますよというそぶりをしながら、横断歩道を信号無視して渡っていきました。
小さな交差点で、スピードを出しているわけでもなく、見回してたらそりゃクルマが来ないことくらいよくわかるところだったけど、でもそれでいいのか?法の番人たる警察官が、その末端に至るまで法を遵守しなくてどうするんだよ。
最近、違法走行をしている自転車にたいする取締りが厳しくなってきているとニュースでやっていたけど、そうぱっぱと状況が変わったりはしないよな、と思う。
何しろ、自分が違法行為を働いているということを、まったく思ってもいない人々が、相変わらず歩行者の腕にハンドルやひじをぶつけては「邪魔くさいなぁ」という顔をして過ぎ去っていくから。
一時期、車道に自転車レーンを作るか、あるいは自転車は歩道を走るということを完全に法整備しては、という話が動いてたみたいだけど、それもなにやら。テレビでも、一時期、交通マナーを守りましょう的なキャンペーンと思しき報道や番組をみてたけど、尻すぼみ。
要は、自転車に関わるあらゆることが、別に利権としてあまりおいしくないんで、どうでもいい範疇の政策に押しやられてて、話題としてはいろんなところで出るけれど、なんとなく問題だねっていう話だけで終わり、じゃあ次の話題へ、という流れ。
たぶん何年も状況は変わらないんだろうなー。良識ある自転車のりは、車道をはしって、かつ自動車への配慮も忘れないのだろうけど、その他大勢の非常識なる自転車のりは、歩道を我が物顔で猛スピードで通り抜け、ベルをジャリジャリとならし、歩行者にぶつかってもなんとも思わず通り過ぎていくという状況。
本当に、このままでいいのかな。

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