My Sherry Amour.

[ DoblogのときのEntry ]
シェリーというと、やっぱり多くの人はパロミノ系のドライシェリーを思い出すんだろうな。ティオ・ペペ(日本ではメルシャンがインポート)とかサンデマンあたり。
世の中には、こちらの想像を絶するようなものがあるんだなぁ、と関心させられたのが、ロマーテのペドロヒメネスだった。
甘いシェリーはある?と聞いたら出てきたんで、なにげなく飲んでみたら激しく甘い。咳き込むかと思ったほどだ。だが、なんともいえない深い甘み。まるでオレンジを煮詰めてつくったかのように残る酸味。ブドウ、というかレーズンの味わい。興味がわくというのが体感できた瞬間だった。
それからは、バーでもなかなかいろいろ置いてあるところというのはないもので、どちらかというと自分でこまごまと買っては飲んでみるということを繰り返していたら、友達が教えてくれた↓銀座のしぇりークラブさん。料理もうまいしスペイン・グラッパもいろいろ置いてある、スペイン好きには堪らない店ですね。シェリーの数はとんでもなくて、初めて行ったときはフィノから初めて8種類くらい飲んだあとにグラッパをもらってヘロヘロになって帰ってきました。シェリーの道は一日にして成らず。
今でもやっているかどうかだけど、自分の名前を書き込んだリストを作ってくれて、飲んだシェリーに評価をつけて置いておけるシステムがあって、友達と飲み比べたりしながら楽しむと、かなり盛り上がる。次はもうすこし甘めがいいとかなんとか。
最近はパロ・コルタドあたりのバランスが気に入ってる。
連れは時折クリームをなめる。
曙橋のとあるバーでは、まもなくとんでもない値上げを敢行するというバルデスピノのパロ・コルタドを、僕が納入しているのだけど、お客さんの評判がすばらしくいいので、あと二本くらい、今の値段でどうにか手に入らないかと相談されて大弱りした。まあ3220円から20000円ってどうよって話ですけどね。
結局3220円じゃなかったけど、その次くらいの値段である程度確保できたので安心したなぁ、とか。これで値上げしなかったらかなり怒るけど、相手はスペイン人なので仕方ないところもあり。
しかし60年ものの樽からも混ぜているというバルデスピノのパロ・コルタドはうまいです。
なんて話でとりあえず。


いろいろ書いたけど、よくよく考えてみたらあいまいな僕の記憶で書くよりはただ、このリンクを生かしておけばいいだけじゃないか(笑)。
行けばわかるさ→銀座のシェリー専門店しぇりークラブさんのHP

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