「やだ私、酔っちゃったみたい」とか

言われてみたいもんだが、あんまりでろんでろんに酔っ払われると、100年の恋も1時間半くらいで終わっちゃいそうですわな。
アルコールに弱い人って当然いるわけで、もう口をつけただけでダメって人から(いや、においをかいだだけでダメって人もいるけど、そーゆー人は飲みに行く事自体大間違いだから)、グラス1杯のビールでヘロヘロなんて人もいて。
ノンアルコールカクテルのリストなんてのも、あったりするんですが、ノンアルコールカクテルは、メジャーでスタンダードなレシピというと「サラトガクーラー」とか「シャーリー・テンプル」とか、ごくわずかで、それだけ憶えていても、長時間座らせられるとなかなか大変だと思います(笑)。
(それを延々飲んでいるというのも手ではありますが)
あなたがもしカウンターに座ったのならば、一番いいのは、バーテンダーさんに相談/お任せすることなんです。はっきりと「アルコールはぜんぜんだめなので(あるいはほとんどだめなので、など自分で飲める程度を)、何がいいです?」とか。
バーテンダーという生き物の90%くらいが、こういうことを言われるとブルブル武者震いして喜んじゃうような人種なのです。
以前、ごく砕けた雰囲気の、来る客はとにかく入ったばかりのシングルモルトスコッチを、いかに安く大量に飲み味を覚えるかしか興味がないというようなタイプばかり(どこが砕けてるんだ)という店に、他がどうしても空いてなくて、後輩の男の子と女の子を連れて入ったことがあって。まさかそこのマスターバーテンダーがそんなタイプだと思わなかったのが、酒があまり強くない後輩の女の子のために「マスター、なんかノンアルコールカクテル、シャーリーでもいいから。」と頼んだら、「ん?飲めないの?任しとき」といって、なにやらミキサーを回すは、こちゃこちゃナイフを使っているわ、どうしたのかと思ったら、ピンクと白のマーブルカラーのヨーグルトカクテルにミントやらチェリーやらの飾り切りが乗ったものが出てきたことが。ちょっと眩暈がしましたよ、そんときゃ。
とまあ、そんな感じでノリノリになること(90%)請け合いなので、遠慮したり恥ずかしがったりしないで(あるいは店につれてきてくれた男の子のことなんて無視して)、「お任せします!」というのが一番。
テーブルやボックス席などに座った場合、ウェイトレスなどにはそういう話が通じないことも結構あるので、そのときはもう少し詳しく「お酒はほとんど飲めないので、何かノンアルコールカクテルを。出来ればフルーツ系で。」などと言ってみるのも吉。
どちらにしても、2杯目3杯目となると、バーテンダーにもわかりやすくなりますから、「もっと酸っぱく」とか「もっと甘く」とか、好みを伝えるといいでしょう。あるいは「がらっと変えてすっごい酸っぱくして」とか「なんかこう、派手に」とか(笑)、多少わがままめいたことを言って、バーテンダーを困らせておいて、最後にチェックアウトするとき「とってもおいしかったです。ご馳走様でした。」などと言ってあげると、もうバーテンダーはデレデレになりますんで(って、バーテンダーを落とす話じゃなくてか)。


[ DoblogのときのEntry ]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です