砲神エグザクソン(7)

完結!
うーん、90分の映画作品をみたような感じ。ちょっとだけ、最後の流れに詰め切れてなさ感が。
もっと破滅的になるか、楽観的終結を迎えるかと思っていたんだけどな。
しかし!次はガンスミス・キャッツが復活ですってよ!奥様!!
主たる感想はネタバレになるんで、追記にしましたから、ここ以下はその気のある人だけにしておいてください。


良子さんの死はわからないでもないし、その赤ちゃん、砲介の生死というぎりぎりの展開もわかる。
けど、それに対して砲一の生死、あるいは茜と家族、地球人の生死というこれまでメインだったような部分がそれに食われて薄くなってしまったなぁ、という感じが。
良子さんの死、砲介の死に対して、赤ちゃんの救出というメタファーを以って、結末に向かってさらに大きな生と死の物語に駆け上がっていってほしかった。もちろん、シェスカが生き残り、砲介の姿に変わってそのイメージを生かし続ける勇華、という対比が、人の生死より社会構造の偽善の方が優先される世界の不条理さ、というかある意味での「当然」を、キャラクターにそれを語らせている通り、作者の意思は理解できるが、という前提で、である。

“砲神エグザクソン(7)” への2件の返信

  1. よりにもよってこんなエントリに(笑)。
    リンクってjugemのblogからですかね?

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