夢見る頃をすぎても。

いまだに休日などで二度寝の遅寝をして見てしまう、いやな夢がある。
夢というか、まどろみの中で感じる意識というか感情で、僕は高校の授業に行かないといけない、という状況にある。僕にとって高校時代はこれっぽっちも楽しみがなく、毎日毎日ただ授業を受け、友達と時間をつぶしていただけの日々だ。その瞬間「ああ、行かなくちゃいけない」と考えている。だが、心のどこかに「もうすごい長い間行っていない気がする」という感情がある(当たり前だ)のか「もしかしたら除籍とかになっているのかも」なんてことも考えている。「うわー、お袋に怒られそう」とか。
「でもあれ?卒業しなかったっけ?」「卒業・・・式に出た憶えがないな」「したような気もするんだけどなぁ」とまどろみの中で思考が進む。
いずれにしても、どんよりした気分だ。
それもこれも、つまらない高校時代と、その高校の卒業式に関する確固とした記憶が残っていないということが、原因に他ならない。
そう、高校の卒業式の記憶がないのだ。
いや、卒業はちゃんとしているし、卒業式の記憶もゼロってわけじゃなくてね(笑)。でもこう、ああいうことがあったなぁ、なんて思い出してほくそえむようなことがまるでないのだ。
いまさらやり直せるわけでもないので、今後も何度か見ることになるんだろうな。
トホホ。

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