キャットフード考々

pandaさんのキャットフード考について。
ウチのルネの場合、何しろ下部尿路疾患の虜なので、それがまず先にたちます。
というか、それまでは自由にしてて、たとえばウェットに飽きてきた気配がしたら、ドライ中心にしたり、また逆にしたり、ということをしていたんですね。で、先秋頃にお漏らしをして非常に具合が悪くなったとき、いつものお医者さんに見てもらったらはっきりとした原因はわからないけど(ここが本当はポイントなんだよな)結石ではあるようだ、ということに。しかも、先生は今食べさせているご飯(ウェット)を指して、まさにそれが原因!というようなことを。そのときは、その悪役となったウェットを朝夕、それ以外におなかがすいたときに自由にドライフードをあげてました。当分は処方食、その後療法食で様子を見てということに。ルネはもともとが魚好みで、生まれてこの方、ほとんど肉類を食べたことがないものだから、特に血のにおいがするようなものが苦手のようで、レバー臭のする某処方食など、具合が悪くなってから1日くらいの間、何も食べていなかったせいでほんの1~2口食べたくらいで、一切口をつけませんでした(笑)。いくつかの療法食を試してみたら、あるセミウェット(セミドライ?)を少しと、同じブランドのドライフードを食べることに。
同時に抗生剤と弛緩薬をもらっていて、これをきちんと飲んでいたので、1~2週間ほどで病状は回復傾向に。それから2ヶ月ほどは療法食のドライフードを食べて生活していたんだけど、ほぼ結石の症状もなくなってきたということで、「下部尿路疾患に配慮した」普通のドライフードに変更。別にこれは変更しなくてもよかったんだけど、なんとなく、そうしたわけです。しなくても本当、よかったのにね。
それが原因なのか何なのか、変えてから1ヶ月ほど、最初の症状から3ヵ月ちょっとしてから、再発。いつもの病院にいってみると、単に再発したみたいだ、ということで、また薬の処方があったのだけど・・・。これって根本的な解決になってないなぁ、という思いが。また療法食のドライフードに戻してもよかったのだけど、なんか釈然としない気持ちがあって、ブリーダーさんと猫師匠たちに相談。いくつかの注目すべきアドバイスをもとに、かなり遠い(汗)場所だったけど、とある病院で見てもらうことに。
ズケズケものをいうけど間違ったことは言わない人だ、という先生だということで、覚悟はしていたのだけど。
「ドライフードはやめたほうがいいよ。猫はそもそも水を飲まない動物。食事から水分を摂るのが普通で、わざわざ水を飲んだりする習性がないんだから、それが必要になるドライフードっていうのは、猫の習性にあっていないということだ。」
と、断言(苦笑)。論理としては間違っていない。ただ、栄養価としてはドライフードのほうがバランスよく摂れる、という話もありますよね、という話でも「だからって完全食、って意味じゃないでしょ?」とにべもなく。ドライフードを食べると水を一生懸命飲むようになるけど、だからといってバランスよく水を摂取しているとは言えず、結局尿の濃度を高め、マグネシウム、アンモニウムなどが結晶化する原因となるということ、なのですね。
すでにこの直前、いつものお医者さんで薬をもらって一週間経っていたこともあり、症状としては回復傾向にあることもあって、「本当にそうだったのか」という点についてははっきりしないものの、現在(それから2ヶ月経過)すべてウェットフード(しかも最初にいつものお医者さんに大否定されたブランド(笑))だけ。ドライフードは一切なしで、水は出しているものの、まったく口をつけないように。
後者のドライフード否定の先生の論理は、ここでは確かに正しいようです。ウェットフードだけ食べている分には、水はまったく飲まなくてもいいようです。だからといって、まだ出ていないだけで尿路疾患は再発する可能性がないということでもなく、まだ経過観察が必要なわけですけど。
って、長くなりましたけど、それで結局現在は、ウェットフード一本やり。
で、今後どういう風にウェットフードだけで健康維持をしていこうか悩んでいるところです。現在は国産ではないけれど、食いつきもいいし脂肪分が少ないので「親心」を。あまり頻繁に味を切り替えると好き嫌いが出てくるので、当分はこれで続けるつもり。ただ、ルネとしては微妙に物足りないみたいなので、量を増やすか、別の食べ応えのありそうなものに次第に切り替えていくか・・・。
あと、それまでのカルカン・デリカスタイルがメニュー変更されて、カツオ主体のものから、マグロ主体になって(カツオ出汁でマグロの身を使っている)がっかり。ルネはとにかくカツオが好きらしく、カツオかどうかってだけで食いつきが違います。
ゴミの都合もあって、なるべくパウチなどのほうがいいのにな、と思いつつ、メニューとしては缶のほうが豊富だし、んー。まだまだ悩みは尽きません。
※)猫によって食事の妥当性は違うと思いますから、文中に出てくる医師の発言も必ずしもすべての猫にとって正しいとは限らないと言えます。あくまで、参考程度にご理解ください。

“キャットフード考々” への2件の返信

  1. 親心のくいつきがいいのは、やっぱりかつおベースだからかな?
    CIAOのパウチは味が8種類あるから飽きずにいいかもしれないけど
    ささみかホタテ貝柱がベースだから王子には物足りないかしらね。
    でもこちらにしてみると中身はほとんど親心もCIAOも変わらないよ。
    見た目も香りも一緒なの。違いがわかるのは猫だけ?

  2. 中身でいうと、かなりささみの量も多いし、必ずしもカツオのご飯、とは見えないんですけどね(笑)>親心
    でも、すごい食いつくなぁ。待ちきれずに台所に上ろうとして怒られてます(笑)。

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