Motorola is back !

[ ITmediaモバイル:ドコモ、海外で使える無線LAN+フルブラウザ端末「M1000」 ]
NTTドコモとMotorolaの提携がニュースになって1年半とちょっと。
そのひとつの形がこのM1000か。
以前から言っていたPDAと携帯の具体的な結合がこうやってひとつ、日本にやってくるわけだ。残念ながら国内メーカーのものとはならなかったが、このM1000の売れ行きなどで今後のこの手のSmartphoneが日本に根付くかどうか見えてくるのだろう。
フルブラウザはOpera、メールクライアントはPOP/IMAPに対応していて、複数のアドレスを使うことができるらしい。このようにペンで操作もできるらしい
i-modeは非対応で、パケット定額には対応しないそうだ。
通信方式はFOMA/W-CDMAとGSM/GPRSで、W-CDMAのほか契約を結べばGSM圏の海外でも使える。Bluetoothと802.11b無線LANを搭載していて、対応した無線LANスポットやBluetooth機器と通信ができる。
詳しい通信の方法やすみわけについては僕は詳しくないのだけど、TCP/IPの通信自体はFOMA上を通じて行われるわけか。i-modeのネットワークを通過してインターネットに出て行ってるのかなぁ。
Excel、Word、PowerPoint、PDFなどのオフィスアプリケーションファイルの閲覧ができるビューワを装備していて、これらが添付されているメールも大丈夫とのこと。
ベースOSはSymbianで2.9インチのタッチスクリーン付きTFT液晶。131万画素(out)/31万画素(in)のカメラもついている。
テレビ電話も可能だが、これもi-mode経由ではないはずだから、どうやるんだろう?そもそもFOMAのテレビ電話ってi-mode経由じゃなかったってことなんですかね?
形状や機能から、A1000というモデルをモディファイしたもののようだ。しかし、外部メモリにTransFlashという日本初(?)かもしれないメディアを使ってたり、いかにも将来にわたって困りそうな装備もあって、これまで何度も何度も繰り返された「海外メーカーの携帯は使いづら(ry」が、またふたたび、になりそう(笑)。
しかしまあ、後は仕上げをご覧じろということで、まずは期待。
追記:
その後、ドコモはFOMA向けISP「MOPERA U」を発表。M1000のウェブ/メール機能は、このISPとの契約が前提になるそうだ。何かと奇妙なことがありそうだが、なるほどではある。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です