ビニール傘で。

青、また青、COBYです。
最近、何かのニュースサイトの相談コーナーで、娘だか息子だかの通っている学校(中学)の定めている校則が不条理で納得できないという親の相談が載っていて、へぇ~と思った。相談の内容は、ビニール傘でないと学校に持ってきちゃだめだと言われたとか、それで薄いピンクのビニール傘を持たせたら、色つきはだめだと取り上げられたとか、ただのイジメでは?と思いたくなるような内容で(笑)、いや笑っちゃいかんか、当人たちは真面目なのだろうから。で、それに対して回答者が「珍しい学校だ。最近は80年代にあった校内荒廃化に対抗した厳しい校則は、反発を招く上に教師の労力を無駄に消費することから、最近ではほとんど見受けられなくなって、自由化している。親同士で話し合って、学校側にかけあって。」というようなこと(僕の読んで受けた感じ)を言ってたわけですよ。
まあそれはそれで、こういう相談とこういう回答であったわけですけど、なんかさ・・・その80年代に厳しい校則を受けて育ってきた人々(僕も含めてだけど)に対して、補償しろとはいわないけど、何か一言あってもいいのになぁ、と思ったワケですよ。当時は当時でそれが正しいということになってたんだから、ということもあるけど、なんかさ・・・まあどっかの60年以上前のことをいつまでもウダウダしている関係と同じな感じかもしれないけど(笑)、あの頃、天然パーマの髪を工作用のでかいハサミでじゃきじゃき切られた学生とか、体育教師に馬乗りにされて髪を黒く染められた天然茶髪の子とか、みんなの前でボンタン(笑)を脱がされてパンツ一丁にされたヤツとか、カバンにステッカーを貼ってるからって中身も入ったままで窓から放り捨てられたヤツとか、いたわけじゃないですか。今だったら逆の意味で大問題になりそうな(笑)。
そういう人たちがいたってことも、ただ「あの時はあの時」ってことで片付けておいていいのかなぁ・・・、と思ったわけですよ、まあざっくりと。
逆に言うと、教育者とか政治家とかいう人たちは、過去のことはしっかりとケアする必要を、もうちょっと感じたほうがよろしいんじゃないですか、ってことでもあるわけですが。

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