あだ花

ポカリスエットは寝ている間に乾きを潤す、COBYです。
YellowTABのBerryOSの代理店契約破棄により、なにやら不穏な空気が漂うZetaOS周辺ですね。
誰が悪いとかなんとかいう泥仕合にしてほしくないという気持ちが一番なのですが、どっちにしても不払いを続け、再度分割による支払いに同意しておきながらまた不払いにするBerryOSの精神を疑います、ワタシは。
ZetaOSをただのOSと思ってるんなら、手を出さないでほしい。手を引いてほしい。
もうけられるかと思ったけど、あんまりもうからないんで困る、なんて思ってるんなら、なおさらだ。
YellowTABをもちあげるつもりはないが、ZetaOSは、ひいてはBeOSは、Linuxなんて芽も出てなかった頃に咲いたあだ花だ。その命の短さゆえに、まさか種があるとは誰もが思わなかったものだ。それが再び芽吹こうというのを、誰がつぶせるというのか。
いや、もうこの業界も浪花節では生き抜いていけないのだろうけど。
それでもなぜか、儚くてもそこに夢を見てしまうから。

なにをいまさら

スポニチ Sponichi Annex 速報 / 米iPodユーザー 難聴起こすと提訴
ってゆーか、いにしえにSONYがウォークマン文化華やかなりしころから言われてたことじゃないですか?(笑)
何もiPodに限ったことじゃない・・・というか、そもそもヘッドフォンが問題なのであって、iPodなどの携帯音楽プレイヤーの問題じゃないはず。
この手の裁判って、食べすぎて太ったからマクドナルドを訴える、肺がんになったからタバコ会社を訴える、ってのと変わらんね。その法的責任は訴えるに値するのかもしれないけど、道義的責任は被害者の問題でしょ?そうならないようにすることもできるし、実際世界中の多くの人はそうならないようにしてきたわけだし(笑)。

カキスギ

ほんでもって、その迷惑メールなんですけどね。
最近、あまりにも迷惑メールって形骸化しすぎてませんかね。
迷惑メールだって一目でわかるようなタイトル、内容、メールアドレス。ありとあらゆるファクターが、あまりにも「迷惑メールです」と主張しているような感じが(笑)。
「本日自動抽選によって、貴方様だけに無料で有閑セレブ御紹介権が当選しました」
とかさ・・・。異常に無駄な謙譲語が羅列されてたり、とにかくこんだけ書いときゃいいだろ、っていう感情が見え隠れするというか(笑)。
てかさ、「24時間限定」とか「本日のみ有効」「貴方だけに」ってのが毎日毎日来るしなぁ。
未承諾広告、なんて甘いことやってないで、ISPが独自の判断でガンガンつぶすべきだよ、迷惑メールの送信業者なんて。権利侵害だとかいって訴えられたら、業者も日の下に出てこなきゃいけなくなるんだから、すっきりわかりやすくていいじゃない(笑)。

カキトメ

郵便のおっちゃんが、カキトメ~ってもってきたのでなんじゃらほいと思ったら、DTIから。
もともと、安定的にHPとかやりはじめたのがDTIで、昔からの知り合いとかがまだメールアドレスを知っているから、という理由で、メインのISPを変えても、一番安いコースプランで契約し続けているのでした。
まあその程度のお付き合いで言うのもおこがましいとお思いでしょうけど・・・。
なんだこれ?感満載。
ブランドの統合(そもそも二つあったことさえ、僕には関係のないことだったから知らなかったし)、それに伴ってサービスの拡充、それにともなって新しいIDの発行・・・。なんで新しいIDが必要なのかっていうと、単にブランドを統合することで競合しちゃうIDがあるからとか、そもそも仕組みがまったく違っていたから、一緒にするのに無理があったから・・・ってことだよねぇ。そういった「サービス」側の仕様の変更って、さも「お客様のために!」みたいなことを言うけど、その実は自分たち提供側の仕組みの問題なんだよね。限りなく限りなくゼロに近い割合でこういうことをするな、といいたい。むかつくから。設定やらなにやら、かえるの面倒なんだもん(笑)。
そして、もうちょっと現実的な意味の話として。
いくつかのISPでも、自分のところに来るメールのウィルスチェックや迷惑メール対策をサービスとして提供していたりするけど、もうちょっと考えてやってくれんかねぇ、という気が。
ウィルスチェックはしょうがないものだとしてもだよ、迷惑メール対策って意味があるんですかこれって感じなんですよ。迷惑メールを、ユーザーのメーラーが拾う前に、ISPのメールボックス中で処理(廃棄)してくれるという仕組みなわけですが、これだと迷惑メールを排出している業者にとっては「このメールアドレスは届いている」ということに他ならないんですよ。迷惑メール業者を減らすためにも、ISPをはじめ迷惑メール対策のソリューションを提供しているところは、迷惑メールを廃棄するのではなく、そのアドレスが「未達」であるとして返送するべきじゃないんですかね。もちろん、アドレスの偽装やなんかの問題もあるでしょう。未達として返送されてくるメールアドレスは、なんの罪もないユーザーだったり、あるISPのドメインだけど、存在しないアカウントのものかもしれない。そういったものが返送されてくることで、罪もないユーザーや罪もないISPがひどい目に合うかもしれない。だけど、それだからこそ、迷惑メールそのものが罪悪であるという意味を強化するわけで、From:アドレスの非偽装化や送信の証明化という技術がもっともっと強く必要になっていくんじゃないんですかね。
そういう本当に現実的で明確なサービスの拡充をしてほしい。ブランドがどうとか、サービス側の都合をさもユーザーの得であるかのように言い換えるような、上っ面の仕事じゃなくて。たのんます、ホントに。

着メロ

先日から、音楽配信の実情について、悶々と考えているんですがね。
携帯電話の着メロの場合、約30~60秒分の部分であり、かつアーティスト当人が演奏したものでもない(したものは着うたとされてますね)ものに対して、だいたい1曲につき20円~30円程度払って取得しています。
1曲の平均的な時間が4分だとすると、1曲全部を着メロとした場合120円~250円だということになりますね。なんか非常に高価なような気がします。特にアーティスト当人の作でもなく、歌唱も含まれず、生楽器の音もなしでこの値段、皆さんはどう思いますか?
とある着メロサイトでは、広告メールを受信する契約を結ぶと、その広告メール1件受信につき、着メロを1回ダウンロードできます。また、取得したダウンロードの権利を、メールで友達にあげることもできるという仕組みがあります。とっても快適なシステムなのですが、広告主になるのがほとんど出会い系なのと、それでも広告主になってくれる会社が少ないので、スムーズに動いてるという状態ではありませんでした。
とある着メロサイトでは、ポイント制ということで月に100ポイントが与えられて、ダウンロードごとにポイントを対価として払います。月100円の契約で、100ポイント。1曲が20ポイントなので、事実上月5曲のダウンロードです。有価でありながら、このサイトはポイントを友達にプレゼントしたりする機能はなく、結局のところダウンロードしたい曲がない限り、ポイントは延々と積み重なっていくだけです。
個人的には前者のシステムは非常に有効でありながら、スムーズに動いていないことが残念でなりません。取得した権利を、着メロのダウンロードだけでなく、他人にプレゼントすることもできるというのは、ユーザーフレンドリーであるといえるでしょう。ビジネスモデルとしてはシステム会社がもっと営業方面でがんばらなくてはならないものであるといえますが。
それに対して後者はガチガチで融通が利かず、自分の持っているコンテンツを買わせているというスタンスに他ならず、コンテンツはそれこそ月ごとに増えていますが、欲しいのがなければ解約すれば?というふうに見えます。
実際、前者はベンチャー企業がやっているサイトで、後者は大手レコードレーベルのサイトのことです。
PC上の音楽配信サイトは、日本においてもiTMS-Jが開始されたことで、業界全体が一気に花開く状態になりつつあります。それに対して、これまでPC上での音楽配信サイトの伸び悩みをフォローするかのように拡大しつつあった着メロ・着うたサイトがこれからどうなるのか、非常に気になります。

まだまだこれからですか

iTunes Music Cardを使って、買ってみましたよ。
しかし、さくさくと認証が済んで、あまりにも簡単です(笑)。いやぁ、ずっとMusicCardにしておこう、と心に決めた今日この頃です(笑)。
とりあえず流行りもんだし、DefTechの「MyWay」とか買ってみたわけですよ。それに久しぶりに聞きたくて、柳ジョージの代表作を2つほどと、OriginalLoveのコテコテを1つ、加藤登紀子の「時には昔の話を」とか。なんか、あんまりにも節操がなさそうですが、本当は、少女隊の「FOREVER」が欲しかったのになかったり(他の曲はいくらかあった)、因幡晃の「わかってください」が欲しかったのにアルバムでしか買えなかったり、フィンガー5の「バンプ天国」とか大塚博堂の「ダスティンホフマンになれなかったよ」とかカヒミカリィとか宮路おさむの「女ひとりの夜はさ」なんて名曲や箱崎晋一郎の「抱擁」とかも欲しかったのに。
うーん、でも箱崎晋一郎はホントに買っちゃいそうだな。