そして結局。

2002年頃か、もうちょっと前から、受信者が望まないいわゆる迷惑広告メールに対し「未承諾広告※」とタイトルに入れて送信するように、というまことにゆとりな政策が実施されて、当然ゆとりのある優良な迷惑広告メールの業者はそりゃまあ素直にその通りにして、数年が経ち、やがて携帯電話各社などが「未承諾広告※」とタイトルに書かれているメールをフィルタリングして排除するサービスを開始し、2007年には罰則こそないものの事実上「禁止する」との規制強化が実施され、ワタシのメーラーにもそれらの優良な迷惑広告メールはまったく届かなくなりました。
「未承諾広告※」はね。
でも結局、それ以前からたくさんあって、そんなゆとりな規制なんかどこふく風というか、露も知らずという人々が、いまだに大量のスパムを送り続けているわけだ。
官僚がいかんのか、政治家がいかんのかでいうと、どっちもダメなだけだよな、という大変に明白な事実については、ほとんど語られることはなく、うやむやのうちに「未承諾広告※」は全滅し、本物のスパムだけが残された、ある種逆のフィルターということに。
もしかして、そういう作戦だったのか?とあらぬ疑いをかけられる前に、どうにかしたほうがいいんじゃないですかね、関係者さんたち。

日本だけの3大特典とは?――ASUS「Eee PC 4G-X」説明会 – ITmedia +D PC USER

日本だけの3大特典とは?――ASUS「Eee PC 4G-X」説明会 – ITmedia +D PC USER
なんかものすごく予約数が出てるっぽいEeePC。
よくよく盛り上がってるような話の記事を読んでたら、ちょっとアレゲな感じがしてきた。リンクの記事は、ASUSによる製品の説明会なのだけど、なんか日本の某エンタティンメントなデジタルガジェットが大好きな企業の製品説明会かと思うようなノリと、テンションを紹介。そして、日本だけのサービスとして3つの特典があるという。特典は以下の通り。

  1. 液晶パネルのドット抜け保証「ZBD」(Zero Bright Dot)サービス
    購入後に液晶パネルのドット抜け(常時点灯ドット)が存在した場合、購入後30日以内であればASUSが無償で液晶パネルを交換するというもの。
  2. 4GバイトのSDHCメモリーカードが同梱
    Eee PC 4G-Xは内蔵の4GバイトSSDにWindows XP Home Edition(SP2)をプリインストールしているため、Linuxを採用した海外版と異なり、SSDの空き容量が少ない。そこでデータ保存用に4GバイトのSDHCメモリーカードが追加されている。
  3. 公衆無線LANポータル「Wi-Fine」を無料で試用できる
    Eee PCに同梱されている告知チラシに記載されたキーワードを用いてオンラインでユーザー登録することにより、Wi-Fineエリアでのインターネット接続が1日に1回だけ時間制限なく無料で利用できるというものだ。

なんかポカーンって感じ。
EeePCってなんでしたっけ?特に2番目なんて意味不明すぎて、逆に笑う。SSDが容量少ないなら、そもそもWinXPなんて入れなきゃよくない?とか。その上、「Windows Live Messenger/Writer/フォトギャラリー/メール」があらかじめインストールされてると。ただでさえ少ない容量の中、さらに余計なソフトまで入れるお祭り騒ぎっぷり。しかも、もともとタダのソフトじゃないっすか。ほとんど残り少ないSSDにさらに余計なソフトをいれて、残った僅かとSDHCカードの中で写真を管理してメールを受信してブログにアップするようなことをしろとw
そもそもマイクロソフトがノリノリで出張ってくる場所はここじゃなかろうに。XPの公式サポートをさっさとやめたくてしょうがない上に、この製品が本来ターゲットにするべきはWindows Mobileの場所であって、XPではないはず。能天気にNTTコミュとドットフォンなんていってる場合か。
これだけの相乗りを抱えて、いいように踏み台にされてるASUSもどうかしてると思う。日本には本来のEeePCのターゲット(=100ドルPCというニーズ)がないとどこかのマーケティング会社にでも吹き込まれたんですかね。
こんなわけのわからんもの押し付けられるくらいなら、工人舎の新製品を7万で買うほうがものすごくお得な気がします。ASUSという自作PCのユーザをわかっている会社なら、と思う気持ちが、勝手ながらやや裏切られたとも思います。

CATS

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劇団四季のミュージカル「CATS」をみてまいりました。

見たいとは思いつつやや躊躇していたのが、ずいぶん塔の立った舞台だし、アクロバティックな子供だましのステージなのかと勝手に想像していたのだけど・・・

パなく良かった!

 

以下は、ややネタバレも含むかと思うので、見たくない人は気をつけてね。

いやぁ、もう。大変に大人のエンタティンメントでした。まだ始まって間もない「ネーミング・オブ・キャッツ」のとき、ミストフェリーズが席の直近に立っていて、一歩、一歩と近づいてくるとその目線の先にいるうなはハタから見ててわかるほど釘付けw

その後もステージからのスロープの横ほどではないけど、さすがに通路側だなーという感じで、猫たちはビュンビュン通るし、ステージの左右上下は全部見通せたし。

ほとんど歌いっぱなし踊りっぱなしの舞台で、芝居に小難しさはなくて、子供は好きだろうなーと思ったのだけど、客席にはものすごく年嵩の小団体が多くて、幕が上がっても(ステージの構造上、物理的な幕はないですけど)何かぶつぶつしゃべったりしてて、ちょっと「?」な感じ。まああ、でもいいよ、とっても楽しかったよ。

舞台とかは、どちらかというと一期一会な接し方をしている僕で、2度3度と同じ舞台(別の出演者の場合はあるけど)を見るマニアックな方々とは違うのだけど、これはもう一度見たいと思った。今度は回転かギャラリーか。

スウィーニー・トッド

スウィーニー・トッド (Sweeny Todd) 公式ページ

 

ジョニー・デップだから見なくちゃ、っていうような人間じゃないんだけど、僕は。

ミュージカルだし見ないとねーってことでみたわけですが・・・

 

(すいません、これは見てから1ヶ月たってから書いてます)

 

で、話は続く。

 

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フランクリンアベニュー

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五反田

オー・ソレ・ミヨはうなが食べたやつ。トマトソースに2種類くらいチーズが入る。

僕はベーコンチーズ。サイズはミディアムにしたんだけど、値段の割にボリュームは少なめかなぁ・・・。すごくおしゃれな店の作りで、先に店にいたお母さんと小学校低学年くらいの男の子の親子連れはナイフとフォークで食べてるし、アメリカンダイナーっぽい風情に比べて、客層というか料理はお上品に過ぎる気がした。そんな中、きっちりつぶしてガンガン食べてたら、「ゆっくり食べて、食後にはお茶でも」と思っていたなんて嘘のように、あっという間に食べ終わってしまって、いいやどっか他のコーヒーショップでもいってパンかケーキでも食べて腹の調整をしようよ、と思う始末。

うーん、おいしいとは思うけど、ボリュームと雰囲気が残念、と。

はや一年

そういえば、去年ぎっくり腰になってから、1年たちました。
12月の初め頃まで整骨院に通ってたので、治るのに1年くらいかかったという感じです。
10月くらいにはかなり調子よくなっていたんだけど、また風邪を引いたかなんかで再発して、でもその後は楽になりました。
まあ勉強になったというか、感じる部分があったというか。
整骨院もピンキリで、保険が効くので保険の範囲内なのかわからんが、低周波治療器とマッサージ器と簡単な手もみで300円!とか500円!というパターンと、補助的に器械類も使うけど、ほとんど手もみでみっちりやって3000円とかいうパターンがあった。この1年の前半は500円、後半は3000円のパターンでやってたのだけど、まあ正直いっていろいろだなと。
500円な整骨院は良くも悪くも「症状を抑えます」程度の行為でしかないなと感じ、3000円の整骨院は良くも悪くも「がんがんやりましょう」って感じ。
だから、500円のところは「治ったんだか治ってないんだかよくわからん状態」が続いた感じ。毒にも薬にもなってない、とまではいわないけど、最高に気持ちいい結果もなかった。
3000円のところは、初めて行った時や、かなり状態がよくなって普通に疲れているときのコリをほぐしてもらったときとかは、やってもらうと体が軽くなって気持ちいいと思えたのだけど、やりすぎるという線が紙一重なところがあって、施術後に首や肩や腰を痛めてしまうことがあった。整骨院側は明確に認めなかったけど。
3000円のところで言われたのは、要は体の筋肉は相互にバランスをとって引っ張り合ったりしているので、どこかの筋肉がそこだけ固くなったり柔らかくなったりするとバランスが崩れていろいろなところに痛みやコリが生まれるんだと。
だから、腰が痛いからって腰だけ揉み解してても意味はなくて、背筋やお尻、脚の筋肉から調整していくんだって。そういう論理はよくわかるけど、それでバランス崩して首を痛めてたのはコッチなんですけどw
まああれやこれやありましたけど、後半にいってた整骨院の受付のおねーちゃんがかわいかったので、それでヨシということにしておきます。いずれにせよ、ぎっくりなんてならんほうが幸せ。皆さんもお気をつけくださいまし。