誰が為に鐘は鳴る。

[ ITプロフェッショナルはなぜ耐える ]
記者は「相も変わらず」と思うかもしれないが、現場では「どこも変わらず」と思う。
それよりも僕は、次の一文に背筋を寒くする。
結局この“対価の大原則”が揺らがないために,「落ちてくる仕事をしっかりこなす」ことに徹するプロであろうとしているITプロフェッショナルは,“正しくない”評価に耐え続けるしかないのだろう。人月単価は今後下がることはあっても,上がることは望めまい。そしてITプロフェッショナル個人としては年齢を重ねるほどに,「同じ職種で過去にその年齢層だった先輩」よりも低い報酬しか得られないことが,当然となっていく。
そんなことはわかっている。わかっているけど、こうして文字にして読むと、なんと寒々しい文章なんだろう。そう思う。
実際に僕の会社の先輩のこと。彼は大卒で、僕は専門学校卒という基本的な違いはあるものの、彼が30歳のとき昇給後の給与明細を見て「うわぁ、俺もやっと大台にのったなぁ」と言った。僕は30を過ぎたとき、何度自分の給与明細を見ても「大台」という実感も実数も生み出すことができなかった。
彼の言った大台が、どんなものなのか理解できない。それは僕がひねくれているのか、それとも実際に大台というものがあるのに、僕はそこに到達できていないのか。
最後の段でも言うように、業界で生き残るためには「仕事を作る」領域にいるほうが安全で確実で儲かると思われている。が、ここにも矛盾は隠されており、本質的な解決にはなっていない、ということに、多くの経営者とITマネージャたちが気づいていない。
金も儲からない。満足する評価も得られない。やりがいもない。
ITプロフェッショナルに与えられる仕事とは今、本質的にそういうものだ。

こんなかんじでどうでしょう


右のようになりました。
いやぁ、KDEかわいいなぁ。ちょっと白っぽすぎて目に悪そうなところがポイント。
とかいってたら、別件の仕事が入ってきてしまいました。
使う機会は減りそうです。。。


デスクトップ・カスタマイズ


最近、会社で合間合間にLinuxをインストールして使っている。ディストリビューションはFedora。
いろいろやるべきことはあるけど、やはりとっつきやすいという意味でもデスクトップをカスタマイズするのは止められない(笑)。標準で載せられているウィンドウ装飾やアイコンはどちらかというとWindowsに似せた物が多いが、[ KDE-LOOK.org ]などのデスクトップ関連のファイルをアーカイブしているサイトで見かけるものは、MacOSXにインスパイアされたスタイルのものが多い。
こういった遊び感覚が、やはりLinuxデスクトップは楽しい。


LINUX、あるいは地中海沿岸に見られる有毒なナス科の多年草。

仕事で使ってないるわけじゃないんだけど、どーにもこーにも惹かれるLINUX。
なんとかして仕事に組み込んでやろうという野望を持っているのだけど、会社は某寄らば大樹なでかい会社で、おおっぴらにはLINUX擁護の立場をとっているところだけど、結局は自社製品を売りたいがためのスタイルでもあるわけで、現場レベルに落ちてくる仕事のほとんどは自社製品を使ったソリューションばっかりなんですわな。
でだ、LINUXだけど、最初はVineなどの国内ディストリビューションに頼っていたのだけど、いろいろPPC版とかバカみたいにパッケージングがいいやつとかクソほど速いやつとかを探して試しているうち、なんとなくMandrakeにたどり着いた。
僕はLINUXを仕事で使っていない分、サーバーとしての能力よりもデスクトップOSとしての可能性の方が気になる(そういう意味ではFedoraもちょと気になる)。
Mandrakeに到達したのはそういう意味であって、日本語の対応の悪さに関してはグゥの音も出ないけど、新しいリソースもどんどん盛り込んでくるし、やっていて楽しい。もし、日本語対応もある程度きちんとしていてほしい、というなら、今はまだRedHat9のほうがよさげ。Fedoraになってどーなるんでしょうねぇ。
最終的に仕事で使うとなるとサーバーとしての資質、あるいは設計という部分に興味を持っていかなければならないのだけど・・・どうにもそこまで到達しない。
これまでのLINUX体験は、あくまでインストールとデスクトップ構築に費やされており(笑)、そっから先が進まない。やっぱり仕事にしてないと、そういう全般的なところまで到達するのは難しいのかなぁ・・・。
それとも、Microsoft的表面を撫でればそれでOK手法に慣らされているのか?(笑)
なにはともあれ、もうちょっと突っ込んでいかないとね・・・。
ということで、できれば2004年1月中には、手製でCDブートのMandrake9.2かFedoraCore2、可能であればそこからUSBメモリキーまで持っていきたいと。
今から来年の初期の抱負か?(笑)>自分。

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楽しすぎる・・・

StyleSheetの編集って、なんでこんなに楽しいんだろう。
これだけの仕事があったら、ぜひ真剣に検討したいところだ。