特色のありすぎる地ビール

[ Yahoo!ニュース 特産物で「異色」発泡酒 ナガイモ、ホタテ、コンブ ]
地ビールに特色を!!
的なログを書いた手前、これを取り上げないとなぁ、とか(笑)。
網走の「網走ビール」がいわゆる産学共同で開発した、ナガイモ、ホタテ、コンブ、ニンジンを加えたビール。
多くの場合、果実、特に柑橘系果実とベリー系の果実や、ハーブというのがビールに対する混ぜ物の代表だ。なんで根菜や海産物を・・・という気がしなくいもないが(笑)。
ま、機会があったら飲んでみたいとは思いますけどね。

“特色のありすぎる地ビール” の続きを読む

北欧系

[ ittala ]
バーといえば、重厚なつやのある木製のカウンターに足の長いスツールや、あるいはぐっと落ち着いたシングルソファとか、大まかに言うと「アメリカン」なサロンや移民たちのパブがベースになったスタイルと、「ヨーロピアン」とも言うべきロンドンやパリのレストランやティールームをベースにしたスタイルが主だったものだろう。
自由が丘や青山、六本木などでは近未来的でプラスチックなスタイルや、60年代風、70年代風などの懐古主義的なスタイル、打ちっぱなしコンクリートの壁などをそのまま使う90年代的なスタイルのバーも多い。
主に前者ではクラシカルなグラスウェアが使われることが多いが、後者では自由に店のスタイルにあった印象のグラスウェアが使われる。
使いやすいかどうかは別にして(笑)、中には本当にいい印象を与えるグラスウェアもある。イッターラのグラスウェアは個人的に好きなブランド。北欧、フィンランドが拠点となる生活雑貨全般を扱う会社だが、デザイナーは多種多様多彩な国籍やバックボーン、指向性を持つ人たちが集まっている。もともと北欧系デザイン全体が好きな僕としては、イッターラに転ぶのも時間の問題だったのだけど(笑)。最初にグルシック(コンスタンティン・グルシック:イッターラのデザイナー)のグラスのシンプルさに魅せられて以来。
こういったスタイルのデザインは、華美な印象を一瞬与えるものの、よくよく見回すと非常にシンプルで、余計な線がないということに気づくことができる、という感じがする。時折突拍子も無いものに見えるのに、生活の中においてみるとしっくりと収まってみせる。そういうところが好きだ。

“北欧系” の続きを読む

ペルツォフカ狂想曲

[ もう酔えぬ?あのウオツカ ロシアで混乱、伝統銘柄届かず ]
ロシア・東欧の商品を輸入していた輸入業者「ベリョースカ・白樺」の廃業に伴って、リンクにあるようにロシア料理店などとともに、都内の多くのバーでも混乱が起こった。
ペルツォフカというウオッカがある。唐辛子を漬け込んで、辛味を移したウオッカだ。ウオッカは基本的に99度前後まで蒸留したあと、割水して出来上がる酒だから、原則的には無味無臭、あるのはエチルアルコールの風味(?)と割水のミネラルによるものだけ。
そこを逆手にとって、レモンやハーブなどの香りをつけてあるものがよくある。ペルツォフカはその中でも異彩を放つ一品として、人気のあるものだ。
唐辛子を漬け込んであるだけあって、なかなか辛い。辛いもの好きな人にはそれほどでもないだろうが、これを使ってブラッディマリーを頼み、さらにタバスコや胡椒をたっぷり入れてもらって激辛ブラッディを作ることもできる。
と、「ベリョースカ・白樺」が業務を停止したために、これらのウオッカ、つまりペルツォフカが日本に入ってこなくなったのだ。
リンクにもあるとおり、バー関係者などは東奔西走して酒屋にある在庫を買い漁った。
長年安定して輸入されていた商品で、ファンも多く、オリジナルカクテルに使用しているバーも少なくないからだ。
そんな混迷ぶりの中、僕としても、こりゃ大変だとばかりに、とある酒屋から12本のペルツォフカを買い取った。
よしよし、これで知り合いのバーテンダーに相談されたら配給できるな、と安心した矢先。
別の業者が輸入しはじめてやんの。
・・・(涙)。
今年の冬は、毎日ペルツォフカで暖かくしてすごします。

“ペルツォフカ狂想曲” の続きを読む

ダンダンディランシュリラレン♪

「琥珀色の時間
— ザ・コレクション・オブ・サントリー・ウイスキー・CM —」

といえば、サントリーオールドのCMとして、誰もが聞いたことのある、あの曲。サイラス・モズレーの「夜がくる」。
気楽なスキャットのわりに、ほんの少し哀愁が漂う、ちょっと休日の夕焼けを思い出すような良い曲ですよね。
あの曲を含めた、サントリーのCMで使用された音楽を集めたオムニバスのCDがこれ「琥珀色の時間 ~ザ・コレクション・オブ・サントリー・ウイスキーCM」。
冒頭の「夜がくる」とか、トリスの「口笛吹と犬」とかホワイトの「ダブルベース」とか、ふと思い出すことのあるようなCMを作りますね、サントリーは。
曲はこれには含まれてないですけど、クレスト12年の「時は流れない。それは積み重なる。」っていうセリフのCMも良かったなぁ。

“ダンダンディランシュリラレン♪” の続きを読む

BGM考

バーでかかっている音楽って、どうよ?って思うことはないですか?
たいがいは
・クラシック
・ジャズ
・ロック
あたりですか。
クラシックは、ピアノ曲がほとんどで、中にはギターかバイオリンあたりの弦楽器の協奏曲系とかをかけているところも。オーケストラ物はほとんど・・・たぶんないと(笑)。
ジャズはそれこそ「ジャズ」と名が付いていればほとんどがどこかでかかっていますね。スタンダードやモダン、ほんと、ありとあらゆるジャズが。
ロックは趣味色が濃い店が。ビートルズや60~70年代ってのが結構多い感じ。50年などのオールディズはバーというよりダイナーみたいな店が多い?80年代などのをかけてるところもあって、ちょっと涙もの(爆)。
あとはブルースとかですかね。どちらかというとアメリカンテイストな店に多いですね。
どうよ?感あるなぁ、という感じで言えば、とある老舗系のバーでいきなりド演歌がかかったときか。「お客様がどうしてもというので」と若いバーテンダーが申し訳無さそうに。そのお客様はお年を召した風情で、老オーナーと歓談しておりました。しょうがないなぁ、と思いながら我慢してたら、CD1枚分ずーっとド演歌でした。

“BGM考” の続きを読む

酒にむかいてはまさに詠うべし。人生、いくばくぞ。

タイトルは、三国志に登場する魏国王・曹操孟達の言葉。世紀の奸雄と言われているけど、美食や詩歌に関しては、当時随一の才能を発揮していた、らしい。
カクテルを飲むのに一杯目は何にしたらいいかとか、いつも何にしているとか、あるいは今日はこういう組み合わせで飲んでいこうとか、そういうのを考えるの面倒くさくて(笑)、最近はきわめていい加減だ。
一杯目にギムレットを飲んでから、アレキサンダー、アレキサンダー・シスターときて、いきなりオレンジブラッサムとか言い出すし、ダイキリ、ダイキリときてアイリッシュコーヒーでシメとかすることもあるし。
言い訳の言葉としては
「まずい組み合わせも、体験してみなくちゃまずいかどうかわからない。」
だ。
だ、じゃねーよ(笑)>自分。

“酒にむかいてはまさに詠うべし。人生、いくばくぞ。” の続きを読む